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2023年7月

ANCA(好中球細胞質抗体)

検査方法 ・IF法(免疫蛍光染色法):p-ANCA, c-ANCA(特異性がELISA法よりもやや低い)・ELISA法:MPO-ANCA, PR3-ANCA →基本測定するのはこちら*PR3-ANCAの方が特異性が高い,MPO-ANCAは他疾患で陽性になりやすい*ANCAの陽性率などに関しての文献は上記いずれの方法により測定したものか?に注意が必要 ANCA陽性になりうる疾患 ・感染症:感染性心内 […]

記事の数が700になりました!

いつもホームページ・ブログをお読みいただき大変ありがとうございます。皆様方のおかげで記事の数が700になりました。ここ最近(特にここ半年)は記事の更新頻度がかなり減ってしまいましたが・・・、また読書などのあまり医学と関係ないテーマも多いですが・・・コツコツ続いている経過と思っています。これも読んでくださる皆様方のおかげで大変ありがとうございます! 前にも記事で書きましたが、やはり自分向けの情報と外 […]

感染性心内膜炎の予防

感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン(2017 年改訂版)より *太字は管理人によるもの 感染性心内膜炎リスク 高リスク群 ⅠB→予防薬適応 ・生体弁,機械弁による人工弁置換術患者,弁輪リング装着例・IE の既往を有する患者・複雑性チアノーゼ性先天性心疾患(単心室,完全大血管転位,ファロー四徴症)・体循環系と肺循環系の短絡造設術を実施した患者 中リスク群 Ⅱa C・ほとんどの先天性心疾患 […]

拙著「内科診療ことはじめ」発売中です!

いつもホームページをご覧になっていただき大変ありがとうございます。今回は宣伝になります。私(管理人)が執筆させていただいた初期研修医の先生方向けの本「内科診療ことはじめ」が2022年3月7日羊土社さんから発刊となりました!国保旭中央病院でご指導いただいた総合診療内科の塩尻俊明先生に監修いただいております! 内科の幅広い分野に関して「研修医の先生方」を対象に、救急外来・病棟や”prima […]

広告:Medixpostさんのご案内

以下広告です。 医学知識のアップデートにお悩みはありませんか? Medixpostでは、脳神経内科領域の重要な知見(最新情報や臨床的なTips)を手軽に入手できます。 同時に、経験された症例や学び、先生方自身の専門領域の知識を共有することができます。 まずは、日々の隙間時間などにニュース感覚でご覧いただき、明日からの臨床に使える、脳神経内科領域の重要情報を手軽にご活用ください! すでに1,000近 […]

心房細動の対するアブレーション治療

心原性脳梗塞を契機に心房細動がみつかるケースはしばしばあります。この際に循環器内科に外来でアブレーションを検討してもらうかどうか?の基準に関して脳卒中を診療する医師はある程度知識があった方が良いかもしれません(私は勘違いがありました)。先日循環器カンファレンスで心房細動に関してレクチャーで教えていただき、日循のガイドラインを私も読んで勉強させていただいた内容を簡単にまとめます。循環器の先生方で適宜 […]

「ダンス・ダンス・ダンス」 著:村上春樹

突然ですが、人生で最も大切な本を1冊挙げる場合皆様はどの本を挙げるでしょうか?私の場合それは大学生の時に初めて読んだ「ダンス・ダンス・ダンス」(著:村上春樹)です。事あるたびに自分の背中を押し続けてくれた本で、1年に1回は必ず読むようにしている大切な本です。佐々木マキさんの表紙の絵も素晴らしいです。 この本のあらすじをざっくり説明すると、フリーランスのライター(男性・主人公=僕)が、過去に出会った […]

左室内血栓 LV thrombus

脳梗塞診療で心原性塞栓症というとそのほとんどが心房細動によるものですが,時折問題になるのが左室機能不全に伴う左室内血栓です。以下の内容は全てCirculation. 2022;146:e205–e223.を参考に記載させていただきました。 形成因子:①左室機能不全,②心内膜障害,③炎症または過凝固状態 ・左心室血栓形成リスクは「虚血性心筋症>DCM」 STEMI 4~39%, DCM 2~36%・ […]

眼科医ぐちょぽいさんのブログ・ホームページ

私は今まで医療者向けのブログ・ホームページを運営されている方とほとんどつながりがなかったのですが、神経内科O先生にご紹介いただきこのたび眼科医ぐちょぽいさんとお話させていただく機会を頂きました。眼科医ぐちょぽいさんのブログ・ホームページは 眼科医ぐちょぽいのオンライン勉強会 のリンクを参照されてください。 ぐちょぽい先生は眼科の先生方、専攻医の先生方や研修医の先生方、専門医を受けられる方などへの情 […]