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Cortical laminar necrosis

病態 ・脳のエネルギー枯渇状態(虚血、低酸素、低血糖など)によって引き起こされる皮質の特定の層の選択的壊死(原因ではなく結果である)*6層ある大脳皮質の中でも、「第3層」が最もダメージを受けやすく、次いで第5層・第6層が脆弱です。一方、第2層・第4層は比較的抵抗力がある・皮質(灰白質)は酸素需要が白質よりも大きいため、エネルギー不足により選択的に障害される・発生しやすい部位: 脳回(シワの隆起した […]

NMOSDとシェーグレン症候群の合併

NMOSD総論についてはこちらをご覧ください。以下はNotebook LMの力を借りています。 遺伝子レベルでの議論 1. 研究の背景と目的 AQP4陽性NMOSDの遺伝的背景については、患者数が少ないためこれまで大規模な研究が困難でした。過去のGWAS研究はわずか132名の患者で行われたものであり、多発性硬化症(患者47,000名規模のGWASが存在)と比べて圧倒的にデータが不足していました。 […]

NMOSD 視神経脊髄炎スペクトラム障害

NMOSD neuromyelitis optica spectrum disorders 病態 ・抗AQP4抗体によるアストロサイトの障害が主体(MSは脱髄が主体であるのに対して)・オリゴデンドロサイトの障害は補体によるSecondary injuryである Acta Neuropathol 2013;126:699*病理的には壊死が生じている ・AQP4-IgG (IgG1 subclass) […]

てんかん重積状態 3rd line therapyからのweaning

Notebook LMを使用しています Weaning Anesthetics in Super-Refractory Status Epilepticus 難治性てんかん重積状態の管理で鎮静薬をいつ?どのように?麻酔薬を減量(離脱)すべきかの明確な基準はありません。この点に関しての論文をまとめます。 SRSEで鎮静薬によるburst-suppressionからのWeaning過程でIICを認めた […]

Vestibular epilepsy

先日「原因不明の繰り返すめまい症例」として経験しました。頭位変換に関係なく、突然始まり、突然おわり、持続時間は30秒程度、毎回全く同じパターンのめまい感で、脳波上側頭部にてんかん性放電を認めました。耳鼻科専門病院で精査され、前庭障害は否定されていましたが頻度が多く患者さんが困っていた症例です。 以下文献:Journal of Neurology (2025) 272:68 Notebook LMに […]

本態性振戦の頭部振戦の方向について

Head tremor in essential tremor: “Yes-yes”, “no-no”, or “round and round”? Parkinsonism and Related Disorders 2016;22: 98-101. 頭部振戦を合併した本態性振戦51例(36.2% 51/141例)をビデオ解析:水平性 no-no、垂直性 yes-yes、混合性mixedに分類( […]

re-emergent tremor

“Re-emergent tremor in Parkinson’s disease” Parkinsonism and Related Disorders 36 (2017) 41e46 PD患者210例の検討:振戦の分類①”re-emergent tremor”20% 平均潜時は9.20±6.8秒②rest tremor + acti […]

菊池病による無菌性髄膜炎

菊池病について 1972年に日本で報告された自然軽快するリンパ節炎 ウイルス感染後の自己免疫機序が推定されているが解明されていない年齢平均25歳、全体の70%が30歳未満の若年層に発症する 性差 約77%が女性⇒若年女性に多い地理的 アジアが最も多い症状:リンパ節腫大100%(79%は頸部リンパ節腫大)、発熱35%, 皮疹10%, 倦怠感 7%, 関節痛 7%*参考:自験例は「若年者の発熱+頸部リ […]

大動脈壁在血栓 Aortic mural thrombus

ここでは非動脈硬化性、非動脈瘤性の議論に限定する 解剖背景 Aortic mural thrombus: An occult source of arterial thromboembolism. J Vasc Surg 4: 473-478, 1986. 10671例連続剖検 0.45%(n=48)に動脈硬化のない血管壁に生じる大動脈壁在血栓 部位内訳:腹部大動脈 38, 胸部大動脈 1, 両方 […]