ニコチン酸

今回はあえて処方するべきではない薬の紹介をします。患者さんのお薬手帳を見るとこの薬剤(ユベラ®)を内服している患者さんがかなり多く、本当に必要なのか疑問に思いポリファーマシー対策として勉強しました。 read more

中枢神経原発悪性リンパ腫 PCNSL:primary CNS lymphoma

以下の内容のほとんどをBritish Journal of Haematology , 2014, 166, 311–325より参照させていただきました。一部未完成なところもあり恐縮ですが、share目的に掲載させていただきます。ここでは診断にfocusを当てまとめます。中枢神経系に影響を与える悪性リンパ腫は1:全身の悪性リンパ腫が中枢神経に浸潤する場合、2:中枢神経のみに発生する場合(全身には病変なし):PCNSL、3:血管内リンパ腫の3つに大きく分類されます。ここでは中枢神経原発のPCNSLに焦点をあてます。 read more

PCSK9阻害薬

1:生理・作用機序

PCSK9は”Proprotein Convertase Subtilisin/Kexin type9″の略で、2003年に発見され、フランスの家族性高コレステロール血症患者がPCSK9を過剰発現していることが分かり脂質異常症におけるターゲットとして注目されるようになりました。 read more

高アンモニア血症 hyperammonemia

1:アンモニアの代謝・生理

人体にとって窒素(N: nitrogen)は細胞の代謝に必須の分枝です。アンモニア(NH3)はこの窒素の代謝に関与しています。アンモニアはグルタミンの合成に関与し、グルタミンがグルタミン酸へ分解されるときにアンモニアは産生されます。アンモニアとグルタミンは体内でこのような密接な関係にあります。 read more

肝性脳症 hepatic encephalopathy

1:病態・症状

肝機能障害によってアンモニア血中濃度が上昇し、脳での神経伝達へ影響を及ぼすことが主病態とされています。(アンモニア代謝に関してこちらをご参照ください)。通常はアンモニアを尿素回路で解毒することで血中アンモニア濃度が上昇しすぎないように調節されますが、肝機能障害ではこの尿素回路の解毒機序が働かないため血中アンモニア濃度が上昇します。 read more

CRPに関して個人的に思うこと

私はこれまでCRPに関して様々な医師が様々な意見をおっしゃっている現場に遭遇してきました。その都度「確かにそうだなー」と納得することもあれば、「それはちょっと違うんじゃないかな」と疑問を感じることもありました。ここでは日常診療を通じて感じた自分なりのCRPへの考え方をまとめてみました。あくまで個人的な思いなので気楽に読んでいただけますと幸いです。 read more