SUDEP: sudden unexpected death in epilepsy
てんかんにおいて大事なテーマです。非外傷性で溺水でもない突然の予期しない死亡で剖検でも器質的な原因が指摘できないものです。 ・てんかん患者は健常者と比べて早死するリスクが2~3倍あり、突然死のリスクは25倍前後と報告・てんかん自体に関連した死亡:SUDEP・てんかん重積状態・溺水・自動車事故・転倒などの事故・自殺などが指摘あり・21~50歳のてんかん患者死亡:SUDEPが20%以上を占める・SUD […]
てんかんにおいて大事なテーマです。非外傷性で溺水でもない突然の予期しない死亡で剖検でも器質的な原因が指摘できないものです。 ・てんかん患者は健常者と比べて早死するリスクが2~3倍あり、突然死のリスクは25倍前後と報告・てんかん自体に関連した死亡:SUDEP・てんかん重積状態・溺水・自動車事故・転倒などの事故・自殺などが指摘あり・21~50歳のてんかん患者死亡:SUDEPが20%以上を占める・SUD […]
NPSLEは疾患に特異的なバイオマーカーが確立していないこともあり、非常に難しい疾患群です。SLEの治療中に免疫抑制剤を使用している関係で易感染性による合併症や、PRESなどの薬剤を誘因とした合併症など多くの鑑別疾患を除外した上で除外的に診断するアプローチが求められ臨床的な総合力を求められると感じております(中枢神経疾患全般に関する知識/経験が求められる感じがします)。結局スッキリする内容をまとめ […]
不眠症へのアプローチの基本は下図の通りでまず原因の評価、そして睡眠衛生指導を中心とした非薬物療法が重要です。それらを充分に行った上でゴールを必ず事前に設定した上で薬物療法を始める場合があります。 ここで漫然と睡眠薬を処方することは御法度です。睡眠薬は根本的な治療薬ではなくあくまで対症療法薬です。上記Step1, 2を充分に行った上で、また目標をきちんと患者さんと共有した上で用いるべきです。睡眠時間 […]
不眠症へのアプローチで最も重要なのはまずは非薬物療法で特に睡眠上の注意点を教育する睡眠衛生指導が重要です。ここでは重要なポイントを列記していきます。 睡眠への誤解を解く ・絶対に何時間寝ないといけない、絶対に90分周期にしないといけないといった誤解を患者さんが持っている場合があるためこの点は教育が必要です。・下図は有名な図ですが、加齢と共に総睡眠時間は短縮し、中途覚醒が増加し、REM睡眠は減少して […]
睡眠・覚醒の生理学 ・睡眠・覚醒がどのように調節されているのか?を簡単に模式図にしたもの下図です。脳幹網様体が覚醒を担う解剖として重要で、覚醒を担うホルモンにはヒスタミン、セロトニン、ノルアドレナリン、アセチルコリンなどが挙げられます。・一方で睡眠を担うのは視床下部前部(視索前索)でGABAがホルモンとして働きます。・覚醒と睡眠はそれぞれ相互に互いを制御(抑制)しあっており、覚醒に傾いているときは […]
腫瘍が椎体転移し硬膜外から脊髄を圧迫する病態で、神経救急の病態として非常に重要です。 背景知識 担癌患者の約5%に認めると報告されています(Neurology 1959;9:91-106.)。・原因腫瘍:前立腺癌・乳癌・肺癌(それぞれ15-20%を占める)>非ホジキンリンパ腫・腎細胞癌・多発性骨髄腫(それぞれ5-10%を占める)・腫瘍の初期症状となる場合が約20%ある:特に肺癌の場合は約30%が同 […]
臨床をほそぼそと続けていると勉強してこなかったテーマにぶち当たります。恥ずかしながら今まで抗リン脂質抗体症候群と脳梗塞に関して文献を読んでいなかったため勉強します。まだ少ししか調べられていないですが、少しずつ追記していきます。 脳梗塞の原因 ・SLE合併例は心内膜損傷によるLibman-Sacks心内膜炎、非細菌性疣贅などによる心臓からの塞栓機序が多いが、非合併例も同様に心原性塞栓症を呈することが […]
結論から先に申し上げると「脳梗塞にプラスグレルを使用すべきではない」というのが私(管理人)の意見です。プラスグレル(エフィエント®)は心筋梗塞で使用されますが、脳梗塞で有用かどうか?は結論が出ていませんでした。近年複数の臨床試験が発表されています。なぜ海外で承認されていけれど日本のみで承認されているのか?あえてプラスグレルを使うべき状況はあるのか?そもそも解釈の間違いが多いのではないか?などいろい […]
2016年Fangらが報告した疾患概念で近年報告が非常に増えています(JAMA Neurol. 2016;73(11):1297-1307.)。まだまだ途中なので追記していきます。 背景に関して ・腫瘍合併:約1/5の症例に認める 最多は卵巣腫瘍 teratoma・自己抗体合併:NMDAR>AQP4・感染先行:約30-40% 上気道症状など parainfectiousの可能性あり 臨床像 […]
SOX1: “SRY-related HMG-Box gene 1″はDNA結合蛋白の転写因子の1つで、中枢神経の発達に重要な役割を担うとされています(元々は小脳のBergmann gliaの発現から指摘されたものです)。抗SOX1抗体はSCLCの傍腫瘍神経症候群(PNS: paraneoplastic neurological syndrome)で重要であり、臨床病型とし […]