糖尿病性末梢神経障害 diabetic neuropathy
学生の時に勉強する糖尿病による細小血管合併症は「し(神経)・め(眼)・じ(腎臓)」が有名で、その中の神経障害を扱います。さまざまな病型があるため紹介させていただきますが、最も多いのはもちろん多発ニューロパチー(polyneuropathy)です。血糖コントロールが良くても2型糖尿病では多発ニューロパチーを併発しうるという点が重要です。私はNCSなど含めてきちんと精査・除外を行った上で「糖尿病性神経 […]
学生の時に勉強する糖尿病による細小血管合併症は「し(神経)・め(眼)・じ(腎臓)」が有名で、その中の神経障害を扱います。さまざまな病型があるため紹介させていただきますが、最も多いのはもちろん多発ニューロパチー(polyneuropathy)です。血糖コントロールが良くても2型糖尿病では多発ニューロパチーを併発しうるという点が重要です。私はNCSなど含めてきちんと精査・除外を行った上で「糖尿病性神経 […]
原理 放射性同位元素・陽電子(positron)→陽電子放出断層撮像法(PET: positron emission tomography)・単光子(single photon)→ 単光子放出コンピューター断層撮像法(SPECT: single photon emission computed tomography) *感度と空間分解能が低い点が問題である SPECTでの放射性医薬品・99mTc( […]
色々なパラメーターがでてきて混乱するかもしれませんが、基本は電気回路の電流(血流)=Δ電圧(Δ還流圧)/血管抵抗を理解していれば理解できると思います。 脳血流の生理学 以下が登場するパラメーターです。電気回路では電流の受け手(=組織:血流の受け手)側のことは一切考慮しませんが、ここでは受け手(組織)の酸素摂取率(OEF)を考慮する必要があります。 CPP: cerebral perfusion p […]
神経内科医だけではなく一般内科の先生方の間でも認知度が高い病態です。名称はdiabetic striatopathy, diabetic chorea, hyperglycemia-induced hemichorea/hemiballismusなど文献によってさまざまですが簡単に勉強した内容をまとめます。chore一般に関してのまとめはこちらをご参照ください。 臨床像 ・急性発症の片側舞踏様運動 […]
生理的石灰化部位:松果体、淡蒼球、手綱交連、小脳歯状核 成人発症:遺伝性白質脳症+石灰化病変へのアプローチ この項はJAMA Neurol. 2017;74(8):1000-1008.からすべて引用。 鑑別 ・HDLS/ALSP(遺伝子CSF1R):微小石灰化(白質)・脳梁菲薄化 こちら参照・COL4A1 related disorders:微小石灰化(基底核)・RVCL(遺伝子TREX1):網膜 […]
睡眠時随伴症 Parasomnia “parasomnia”:睡眠中にするべきではない行動をやってしまうこと(単純な行動)→一般的にNREM睡眠とREM睡眠どちらで起こるか?によって分類する NREM睡眠に関連するパラソムニア ・覚醒障害 disorders of arousal・錯乱性覚醒 confusional arousals・睡眠時遊行症 sleep walking […]
これはよく指摘されている点ですが”legs”の発音は正しくは「レッグズ」で「レッグス」ではありません(「ズ」と濁ります)。日本ではいろいろな病名(「むずむず脚症候群」など)によってやや混乱をきたしています。また更に正確には「下肢には限局しない」ためそもそも”legs”という表現がよくないため報告者の”Willis-Ekbom diseas […]
先日両側淡蒼球のDWI高信号病変を呈した症例のコンサルテーションがあり、一酸化炭素中毒なのかどうか?議論になりました。まだ勉強不足なのですが少しずつ勉強した内容をupdateしていきます。 病態機序 ・COは赤血球ヘモグロビンとの結合親和性が酸素よりも200倍以上高い・加えてCOは組織のチトクローム酸化酵素を抑制しエネルギー産生を阻害する作用もある→このためCO-Hbによる直接的・間接的な組織障害 […]
治療方法や診断基準はすぐに変わってしまいますが、神経症候の勉強はその先もずっと役立つのでとても楽しいです。以下 Pract Neurol 2017;17:60–62. の内容を元に全て記載させていただきました。参考になりましたら幸いです。 病態・臨床像 病態 ・”Asterixis describes sudden, brief, arrhythmic lapses of sustai […]
FAB(frontal assessment battery) 前頭葉の6つの機能を簡便に評価できる優れた方法です。原著はこちらです”Dubois B, Slachevsky A, Litvan I, Pillon B. The FAB: a Frontal Assessment Battery at bedside. Neurology. 2000 Dec 12;55(11):162 […]