角膜反射 Corneal Reflex
解剖 求心路:三叉神経Ⅴ1 遠心路:顔面神経 角膜は人体で最も神経が豊富に分布しており(神経密度は皮膚の300〜600倍 約7000侵害受容器/mm²),強力な痛覚発生源 電気生理での評価方法:Blink reflex(こちら) 診察方法 ・部位:角膜の輪部~中央を刺激する(強膜ではなく)*瞳孔領域や中心視野領域は避ける・方法:綿棒でしっかりと優しく圧力をかける(段階的に)*または角膜損傷のリスク […]
解剖 求心路:三叉神経Ⅴ1 遠心路:顔面神経 角膜は人体で最も神経が豊富に分布しており(神経密度は皮膚の300〜600倍 約7000侵害受容器/mm²),強力な痛覚発生源 電気生理での評価方法:Blink reflex(こちら) 診察方法 ・部位:角膜の輪部~中央を刺激する(強膜ではなく)*瞳孔領域や中心視野領域は避ける・方法:綿棒でしっかりと優しく圧力をかける(段階的に)*または角膜損傷のリスク […]
失神の原因として最も多いのがVasovagal syncope(VVS)ですが,安易に過剰診断している例と逆に不必要な検査に走る例(特にてんかん疑いとして紹介されることがとても多い)が多い印象があります。つまりVVSらしさというところの検証が甘いまま安易に診断するか,除外診断に走ることが多い印象です。VVSについて私も充分語り切れないため改めていろいろ調べました。特に病態に関してはまだ解明されてい […]
・まず最初に厳しい結論を申し上げると「眼振を理解しないかぎりめまい診療は絶対にできない」ということです。・めまい診療において症状の自覚症状は客観性に欠けあてにならないことが指摘されており(Mayo Clin Proc. 2007;82:1329- 1340.)、近年最も使用されている”Standing algorithm”も客観的な指標としての眼振をベースに議論をすすめるよ […]
下垂体の解剖と画像はややこしいため勉強した内容をまとめました。今後徐々に内容を追加していきます。 解剖 ・下垂体はトルコ鞍(sella turcica)内(蝶形骨により形成)に位置する・上方:鞍隔膜 ・両側:海綿静脈洞 *海綿静脈洞と下垂体の間には硬膜が存在しないため、下垂体病変は海面静脈洞へ物理的に波及しやすい(下図) ・解剖:視床下部-正中隆起-下垂体茎(柄)(pituirary stalk) […]
明確な筋力低下があればもちろんそれが原因で歩きづらいことになりますが、これはそこまで鑑別に困らないことが多いと思います(例えば封入体筋炎での大腿四頭筋萎縮による歩行障害などは筋力低下による膝折れなどが明瞭であるため診断に悩むことは少ない)。 高齢者の歩行障害アプローチで難しいのは筋力低下はそこまで目立たないのだけれど、上手く歩けないというケースに多く遭遇するということです。またそれだけではなく「さ […]
私は今までNeurologyのコンサルトを受ける仕事が多かったのですが、よくコンサルト頂くカルテのアセスメントに「Assessment:鑑別はギランバレー症候群または亜急性連合性脊髄症など」と書かれている場合が多くあります。このAssessmentをみると「あっ病名から考えているんだなー」と思います。そもそもその2つの疾患で病巣も違えば、経過から類推される病因/機序も全くことなるからです。確かに普 […]
過去にTLOCに関しては記事を作りましたが、質が低いため今回新しく作り直しました。改訂版としてこちらをご覧になっていただけますと幸いです。 TLOC: transient loss of consciousness ・過去にまとめた通りですが、意識は覚醒(arousal)と認知内容(content)の2つに分類されます。また時間軸で一過性と持続性で分類します。これによって2×2の4通りの […]
FAB(frontal assessment battery) 前頭葉の6つの機能を簡便に評価できる優れた方法です。原著はこちらです”Dubois B, Slachevsky A, Litvan I, Pillon B. The FAB: a Frontal Assessment Battery at bedside. Neurology. 2000 Dec 12;55(11):162 […]
TACs (trigeminal autonomic cephalalgias:三叉神経・自律神経性頭痛)に関してまとめます。 ICHD-3の分類 3.1「群発頭痛」 3.1.1「反復性群発頭痛」 3.1.2「慢性群発頭痛」 3.2「発作性片側頭痛」 3.2.1「反復性発作性片側頭痛」 3.2.2「慢性発作性片側頭痛」 3.3「短時間持続性片側神経痛様頭痛発作」 3.3.1「結膜充血及び流涙を伴う […]
緊張型頭痛はもちろんそれ単独でも重要なのですが、「本当に片頭痛ではないか?」という臨床姿勢が最も重要と個人的には考えています。 分類 ICHD-3における筋緊張型頭痛の分類 *参考 反復性 episodic:14日/月以下、慢性 chronic:15日/月以上 2.1 稀発反復性緊張型頭痛 1回/月未満2.2 頻発反復性緊張型頭痛 1~14回/月2.3 慢性緊張型頭痛 15日/月以上(3か月を超 […]