体温調節 thermoregulation

1:体温調節の機序

体温中枢は「視床下部」で、ここでの体温を深部体温(核心温: core temperature)と表現し、末梢は「皮膚」が中心でここでの体温を皮膚温(skin temperature)と表現します。人類は恒温動物(homothermic animal)であるため、環境音の変動に対して体温を一定に保つ必要があります。ここでの体温とは「深部体温」を意味しており(皮膚温を調節したい訳ではない)、深部体温が上昇するとそれを下げる機序が働き、深部体温が低下するとそれを上げる機序が働きます。 read more

記憶障害

1:記憶の分類

記憶に関する言葉は沢山あり混乱しやすいですが、何を基準に分類されているかを把握すると理解しやすくなります。具体的には記憶内容による分類、時間軸での分類、発症時点からの分類を以下に載せます。 read more

診察道具

閑話休題のようなゆるいテーマですが、普段皆さまはどんな診察道具を持ち歩いていますでしょうか?ときどき研修医の先生方から「先生は普段何を持ち歩いていますか?」とご質問いただくことがあるので、参考までに私が普段白衣に入れて持ち歩いている診察道具を紹介させていただきます(職業柄神経診察道具が多い点はご容赦ください)。 read more

QT延長症候群 long QT syndrome

1:病態

QT延長の主病態は「Kチャネル(IKr)阻害による再分極障害」です。心筋細胞はNa+とCa2+が細胞内に流入することでそれぞれ脱分極と収縮が起こり、K+が細胞外へ流出することで脱分極が起こります。このKチャネルを規定するKCNH2遺伝子を例えば薬剤が阻害することで再分極障害をきたし、QTが延長します。 read more

自律神経障害 autonomic failure

1:自律神経の解剖・生理

自律神経系(autonomic nervous system)は交感神経系(symathetic nervous system)副交感神経系(parasympathetic nervous system)の2つに分類されます。いずれも神経節の前後の神経線維をそれぞれ「節前線維」、「節後線維」と表現します。 read more