バルプロ酸 VPA
バルプロ酸は古くから使用されている抗てんかん薬で、それ以外にも精神疾患などでも使用することのある薬剤です。「古い抗てんかん薬」=「危ない薬」というイメージを持たれがちですが、バルプロ酸は決してそんなことはなく現代でも使用する機会の多い薬剤です(個人的にも新規に処方する機会が多くあります)。 バルプロ酸 商品名:デパケン、セレニカ 略記:VPA ■作用機序:GABA濃度増加など複数機序 ■適応:全般 […]
バルプロ酸は古くから使用されている抗てんかん薬で、それ以外にも精神疾患などでも使用することのある薬剤です。「古い抗てんかん薬」=「危ない薬」というイメージを持たれがちですが、バルプロ酸は決してそんなことはなく現代でも使用する機会の多い薬剤です(個人的にも新規に処方する機会が多くあります)。 バルプロ酸 商品名:デパケン、セレニカ 略記:VPA ■作用機序:GABA濃度増加など複数機序 ■適応:全般 […]
著者の東浩紀さんは私(管理人)の出身高校の大先輩にあたる方で、哲学からサブカルチャー、政治まで幅広い分野の論客として活躍されており、著作も沢山ありますが私自身がなかなかそれらのジャンルに馴染みがなく、あまり著作を読むことができていませんでした。そんな著者の作品で「ゲンロン戦記」が読みやすく昨今話題になっているとのことで今回読みました。これは哲学書ではなく筆者が立ち上げた「ゲンロン」というコミュニテ […]
Michael D. Geschwind先生が提唱した概念が“RPD: rapidly progressive dementia”という概念です。ここまでわかりやすく臨床的にまとめられた論文はなかなかなく(Ann Neurol 2008;64:97–108)、個人的に読んで感動した論文上位にくる論文です。ここで取り上げられていた鑑別診断と検査をまとめます(一部自分の経験も含 […]
本来正常に存在するプリオン蛋白(PrPc)が感染性を有する異常プリオン蛋白(PrPsc)に変換し中枢神経系に蓄積して神経機能を障害する疾患です。 分類/疫学 ■分類1:孤発性プリオン病 76.6% 孤発性CJD・古典型:MM1(最多),MV1・失調型:VV2,MV2・視床型:致死性孤発性不眠症(FSI)、MM2視床型・大脳皮質型:MM2皮質型(進行性認知症)、VV12:遺伝性(家族性)プリオン病 […]
90%以上は40歳以前の発症であり、高齢発症はまれである(20~40歳代の女性で有病率高い・家族歴を80%に認める)。日本の片頭痛年間有病率は8.4%(前兆なし 5.8%, 前兆あり 2.6%)。概ねアジアでは5~10%, 欧米では10~15%。自然歴としては加齢に伴い多くの場合は改善傾向をしめしますが、一部は年間約3%で慢性片頭痛へ移行するため早期診断・治療介入がとても重要です。 臨床症状の経過 […]
Lewy小体を病理学的特徴とす病態をLBD(Lewy小体病)と表現します。DLBとPDDは同一疾患のスペクトラムとしてとらえることができるとガイドラインにも記載されており、臨床研究などでは便宜上パーキンソニズムが認知症に1年専攻する場合をPDD、認知症がパーキンソニズムに先行する場合をDLBとするとしています。 臨床像 Lewy body沈着の沈着部位により対応する神経症状を呈します(下図)。・視 […]
EGPAは膠原病科だけでなく神経内科でも診療することが多い疾患で私の外来にもEGPAでフォロー中の方が数人いらっしゃいます。疾患に関してかんたんにまとめます。 病態 ・2012年改訂Chapel Hill分類で小型血管炎のうちANCA関連小型血管炎に分類され、もともとCSS(Churg-Strauss syndrome)とされていたものと同一疾患です。難治性喘息として呼吸器内科医が、血管炎として膠 […]
多発性硬化症は疾患特異的なバイオマーカーが存在しないため(そもそもが「原因不明」の脱髄疾患であり自己免疫ということすら証明はされていない)、「他疾患の除外」+「空間的多発性と時間的多発性を証明」することが診断に重要です。McDonald診断基準は「これさえ満たせば多発性硬化症」や「他疾患との鑑別を目的」という診断基準ではなく、他疾患の除外を前提としている点と「CIS(clinically isol […]
この連休中に読んで面白かった本の紹介をさせていただきます。ライティング関係の本は「いかに書くべし」という堅い内容の本が多いですが、この本の面白い点は「書くのって大変だよね・・・」という苦労話や悩みをベースに哲学者さんなどが集まって議論を展開しているところです。この「書くことがつらい・・・」という感覚が切実に伝わってくるため、「プロの方々もつらいんだな・・・」と共感しながら読み進めることが出来ます。 […]
熱い日々が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?本ホームページは”Wordpress”で作成していますが、ありがたいことに当初想定していたよりも記事の数も多くなりGoogle検索などでも表示されるようになってきました。ちょっとマニアックな話で恐縮ですが、”Wordpress”には元のデザイン設計の「テーマ」というものがあり私は元々無料の「テー […]