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医学いろいろ

下部消化管出血

言葉の確認 ・血便:便に血液が混じった状態 ≠下部消化管出血・下部消化管出血:Treitz靭帯より肛門側の消化管からの出血(古典的には) 原因 “DRAIN”(覚え方)D:diverticular hemorrhage 憩室出血(原因最多)R:rectal ulcer/radiation enteritis 直腸潰瘍・放射線腸炎A:angiodysplasia/aortoenteric fistu […]

白血病 leukemia

病態 ①増殖スイッチON+②分化できないOFF→正常造血阻害+臓器浸潤が問題になる 急性白血病 診療の流れ ①骨髄検査急性白血病=芽球≧20%↓②ペルオキシダーゼ染色(顆粒を茶色に染める)AML≧3% or ALL<3%を大まかに鑑別↓③フローサイトメトリー・染色体検査 t(9;22)があるか? BCR-ABL融合遺伝子→増殖シグナルを起こし続けるB細胞 エネルギーをATPからチロシンキナー […]

汎血球減少 pancytopenia

原因 非骨髄疾患 骨髄疾患 ・脾腫:肝硬変・門脈圧亢進症・lymphoma・sarcoidosis ・感染症・SLE・DIC(播種性血管内凝固) ・AA(再生不良性貧血) ・MDS(骨髄異形成症候群)・PNH(発作性夜間ヘモグロビン尿症)・骨髄の他細胞による置換:白血病・多発性骨髄腫・lymphoma・骨髄線維症・癌骨転移 ・巨赤芽球性貧血 ・HPS(血球貪食症候群) *薬剤:アロプリノール、抗菌 […]

急性胆管炎 cholangitis

胆道感染症のうち胆嚢炎に関してはこちらを参照ください。 臨床像 ・胆嚢炎と胆管炎は臨床像が異なる。胆嚢炎(こちら)は急性腹症を呈することが多いが、胆管炎は腹痛が目立たず敗血症が主体となる場合がしばしばある。その他嘔気・嘔吐(嘔吐まで至る場合が多い)、背部痛、悪寒戦慄を伴う菌血症症状が主症状となる場合など胆嚢炎と比べて臨床像の幅が広い。特に高齢者の場合は臨床像がかなり非典型的なことが多い。*管理人は […]

CKD 慢性腎臓病 Chronic Kidney Disease

病態についてはこちらを参照ください。AKIについてはこちらをご参照ください。 定義 3か月以上持続する①または②①腎障害の存在が明らか(尿異常、画像診断、血液、病理)②GFR<60 mL/min/1.73m2 *シスタチンC:eGFR=(cr + cys)/2 軽度腎障害をみたらシスタチンCでも評価することが重要*eGFR注意点①体表面積補正の値,②18歳以上の成人が適応,③Cr値が安定した […]

胃潰瘍

消化性潰瘍 原因 NSAIDs、ピロリ菌感染が2大原因 合併症:出血・穿孔 NSAIDs ・NSAIDs潰瘍は腹痛などの自覚症状に乏しい場合が多いため注意。・NSAIDsをやむを得ず使用する場合は潰瘍のリスク因子と心血管リスクから潰瘍予防薬を併用するか?潰瘍リスクの低いCOX2阻害薬を使用するか?などを検討する NSAIDs潰瘍のリスクと予防:*実際には潰瘍の1次予防のためのプロトンポンプ阻害薬は […]

膵炎

急性膵炎 acute pancreatitis 原因 ①胆石:40%(原因最多)②アルコール:30% *安易にアルコール性としない*2大原因は胆石、アルコール *胆石とアルコール性が原因の大半を占める要注意:膵臓癌、解剖学的異常(膵胆管合流異常) ・高トリグリセリド血症:2-5%(特にTG≧1000mg/dLがリスク)*高トリグリセリド血症に関してはこちらを参考下さい・薬剤性:<5%100種 […]

多発性骨髄腫 multiple myeloma

形質細胞の悪性腫瘍年齢:基本的に高齢者の疾患 臨床像 CRAB①Ca(高カルシウム血症):PTH, VitaminDいずれも正常②Renal:腎不全、RTA2型、ネフローゼ症候群*light chainは通常尿細管で再吸収されるが、閾値を超えると再吸収しきれなくなり尿細管障害を呈する(RTA2型)③Anemia:骨髄浸潤・腎機能障害④Bone lesion:破骨細胞活性化骨融解、圧迫骨折 *「頑固 […]

東京レガシーハーフマラソン2024

街を歩いていると金木犀の香りを感じ、肌寒く上着を羽織る機会も増えてきました。マラソンシーズンの到来です。私は昨年からハーフマラソンをちょこちょこ走るようになった”ひよっこランナー”ですが、この時期になると少しテンションが上がります。普段走っている隅田川沿いにも、夏には姿を潜めていたランナーが急に増え川沿いが賑やかになります。 本日2024年10月20日は3回目の開催をむかえる東京レガシーハーフマラ […]

アスペルギルス Aspergillus

病原体の特徴 アスペルギルス:糸状菌 mold A.fumigatus > flavus> niger> terreus存在:環境真菌(どこにでも存在している)感染経路:経気道感染*Candida(こちら)が内因性(皮膚、腸管)感染症であるのに対してAspergillusは外から体内に病原体が侵入することにより生じる感染臓器:肺・副鼻腔が代表的→血管侵襲リスク因子:高度好中球減少 […]