幻視 visual hallucinations
1:幻覚と錯覚の違い 幻覚(hallucination)は実在しないものを認知してしまう現象で、どの知覚で認知するかによって「幻視:視覚で認知」(Visual hallucination)、「幻聴:聴覚で認知」(Auditory hallucination)、「幻臭:嗅覚で認知」(Olfactory hallucination)、「幻触:触覚で認知」(Tactile hallucination)と […]
1:幻覚と錯覚の違い 幻覚(hallucination)は実在しないものを認知してしまう現象で、どの知覚で認知するかによって「幻視:視覚で認知」(Visual hallucination)、「幻聴:聴覚で認知」(Auditory hallucination)、「幻臭:嗅覚で認知」(Olfactory hallucination)、「幻触:触覚で認知」(Tactile hallucination)と […]
代謝型グルタミン酸受容体(mGluR1)は小脳プルキンエ細胞に発現しており運動学習において重要な役割を担っています。抗mGluR1抗体は細胞膜表現抗原に対する抗体で、患者の血清をpassive tranferが成立することが示されているためこれが直接の病原性を持つと考えられています。元々腫瘍が背景にある患者から発見されており(NEJM 2000;342:21 ホジキンリンパ腫患者2例での報告)、傍 […]
多系統萎縮症(MSA: multiple system atrophy)は通常50~60歳代に発症することが多いですが、40歳未満の発症を”young-onset MSA”(YOMSA)と表現します。MSA全体でYOMSAが占める割合は0.9~4.1%,4.5%と報告されています(J Neurol Sci 2012;319:168,Mov Disord 2018;33:19 […]
GRD(グルテン関連疾患:gluten related disorders)は小麦などに含まれるグルテンを摂取することをトリガーとして様々な症状を引き起こす疾患の総称で、腸管症状だけでなく腸管外症状を呈する場合もあります。自己免疫性疾患としてはセリアック病、グルテン失調症、疱疹状皮膚炎があり、それぞれ自己抗体はセリアック病はTG2(transglutaminase)、グルテン失調症はTG6、疱疹状 […]
昨年度勤めていた病院の研修医の先生方から腎梗塞の症例をシェアしていただきました。私自身は1例しか経験がなく、それも自分で腎梗塞をねらって診断したわけではなく造影CT検査で偶発的に指摘され診断にいたった症例でした・・・。有名な疾患ですが、尿管結石、腎盂腎炎と誤診される場合も多いです。勉強した内容をここでまとめさせていただきます。 1:原因 原因を1:心原性、2:腎血管性、3:凝固障害、4:特発性と4 […]
ここでは脳梗塞急性期での血糖管理をどの程度するべきなのか?に関してその背景となった研究などをまとめます。ガイドラインでは脳梗塞急性期での血糖管理は140~180mg/dLを目標とするようになっています。結論から申しあげると下記の通りです。 脳梗塞急性期の高血糖は予後不良因子 脳梗塞急性期の高血糖が予後不良因子であることはかつてから指摘されていました。(以下NEUROLOGY 2002;59:67– […]
スタチンによるLDL低下介入の臨床研究のそのほとんどが冠動脈疾患2次予防に対する介入の研究で、脳梗塞に対する2次予防の臨床試験は実は多くありません。ここではこれまで分かっていることを中心にまとめていきます。 結論からまとめると下記の通りです。 今までのstudyをまとめると下記の通りで、ほとんどが1次予防のデータで、2次予防のデータは”SPARCL”が代表です。スタチンによ […]
高TG血症は何が問題なのか? 高TG血症(hypertriglyceridemia:高トリグリセリド血症)は患者さんの~10%程度に認めるとされ、日常診療で患者さんのお薬手帳をみるとフィブラート製剤が入っていることがよくあります。しかし、本当にこれらの薬剤が必要なのか?そもそも高TG血症は何が問題なのか?を疑問に思い勉強した内容をまとめます。以下のほとんどをEuropean Heart Journ […]
今回はあえて処方するべきではない薬の紹介をします。患者さんのお薬手帳を見るとこの薬剤(ユベラ®)を内服している患者さんがかなり多く、本当に必要なのか疑問に思いポリファーマシー対策として勉強しました。 一般名:ニコチン酸(ナイアシン、ビタミンB3)商品名:ユベラN® 製剤:100mg/1Cp・細粒 処方例(処方しないけれど):100~200mg 1日3回投与作用機序:HDL上昇 副作用:皮膚紅潮、掻 […]
以下の内容のほとんどをBritish Journal of Haematology , 2014, 166, 311–325より参照させていただきました。一部未完成なところもあり恐縮ですが、share目的に掲載させていただきます。ここでは診断にfocusを当てまとめます。中枢神経系に影響を与える悪性リンパ腫は1:全身の悪性リンパ腫が中枢神経に浸潤する場合、2:中枢神経のみに発生する場合(全身には病 […]