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神経

NIH Stroke Scale (NIHSS)

NINDSの公式サイトこちら(このサイトから英語ですが元の評価記載のPDFファイルをダウンロードできます) 決まり事 1.見たままを客観的に記録する(きっとできそうと推測しない) 2.“最初”の反応を記録する(何回か実施してのベストではない) 3.患者を促して指導してはいけない 4.順番通りに行う(逆戻りしない) 5.全11項目 42点 *最大40点(失調は除外される) 各項目 *この項目だけ振り […]

Coma Recovery Scale -Revised

Disorder of consciousness(DoC):重度意識障害の持続(遷延性意識障害についてはこちらをご参照ください) 分類 Coma:昏睡UWS (Unresponsive Wakefulness Syndrome):無反応性覚醒症候群 *以前はvegetative state(VS)と表現されていたMCS (Minimally Conscious State):最小意識状態 Com […]

舌咽神経痛 Glossopharyngeal Neuralgia

本日外来で医師人生で初めて舌咽神経痛の症例を経験しました。三叉神経痛は普段から診慣れているので、それの舌咽神経Versionと思うと診療しやすかったです。三叉神経痛と同じですが、①舌咽神経領域に沿った②発作的かつ持続時間が短い瞬間的な神経障害性疼痛③誘因が重要と思います。三叉神経痛との鑑別は①の場所と②誘因が少し異なる点に着目します。痛み方は三叉神経痛そっくりです。 病態・解剖 原因 ・特発性・2 […]

ICU患者の髄液検査

ICU患者が新規に意識障害(または遷延性意識障害)を発症した際に原因精査(またはfever workup)で髄液検査をする意義はあるか?について調べた文献 Surgical ICU(脳神経外科,免疫不全者を除く70例)入室患者の髄液検査を検討した後ろ向きコホート研究 髄膜炎は0例(75例抗菌薬先行投与がある点に注意)Intensive Care Med 1997; 23: 749–752.  […]

棘下筋 infraspinatus

普段ルーチンでは診察しないですが、C5障害と神経痛性筋萎縮症を疑う場合必ずMMTを評価する必要があるのが棘下筋(infraspinatus)です。NeurologistだけではなくプライマリケアやERでも評価できると武器になります(管理人の自施設では教育しています)。 解剖 髄節:C5*C5障害で筋力低下を認める筋4つ:三角筋・上腕二頭筋・腕橈骨筋・棘下筋末梢神経:肩甲上神経機能:肩関節外旋(小円 […]

長胸神経麻痺 翼状肩甲

長胸神経(long thoracic nerve)の支配筋は前鋸筋(serratus anterior)のみ 前鋸筋(serratus anterior)の解剖 ・髄節:C5-7 末梢神経:長胸神経 ・長胸神経の走行 ①C5, C6からの枝が中斜角筋の下で合流し、長胸神経の「上部」を形成*C5, C6は中斜角筋と後斜角筋の間を走行(47.6%), 中斜角筋を貫通して走行(33.3%),中斜角筋の表 […]

ICUでの院内発症脳卒中

“Newly developed stroke in patients admitted to non‐neurological intensive care units” Journal of Neurology (2020) 267:2961–2970 ・ICU患者(神経疾患除く)脳血管障害発症 1.2%(218/18,604例)・患者背景:年齢 63.0歳, APAC […]

遷延性意識障害

Practice guideline update recommendations summary: Disorders of consciousness Neurology® 2018;91:450-460. 発症から28日以上経過した意識障害に関して(以下に管理人が重要と思う項目を抜粋します、それ以外は「よく説明する」などいわゆる当たり前なことも多いので) ・標準化された評価指標を用いる:Co […]

BPPV 眼振の原理

眼振の総論に関してはこちらをご参照ください。 解剖と原理 基本の図(右三半規管を頭側から眺めた図)*実際には前半規管と後半規管は折りたたまれている 右三半規管を頭側から眺めた図(外側半規管に着目) 右三半規管を外側から眺めた図(後半規管に着目) 三半規管の構造は?・前半規管、後半規管、外側半規管の3つを有する・すべての三半規管は一方が膨大部,もう一方は非膨大部を有する(盲端にはなっていない)・それ […]

エンテロウイルス髄膜炎

ウイルス性髄膜炎の3大原因:エンテロウイルス、HSV-2(こちら)、VZV 最も大規模な成人エンテロウイルス髄膜炎のコホート研究 Neurology® 2021;97:e454-e463. doi:10.1212/WNL.0000000000012294 エンテロウイルスによる髄膜炎(成人419例)の前向きコホート研究(デンマーク)*髄液中エンテロウイルスPCR陽性+ウイルス性髄膜炎に合致する臨床 […]