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神経内科を専門としつつ、総合内科・救急に興味を持っている医師です。 特に初期研修医の先生・医学生さん向けの記事と医学に興味のある一般の方々向けに情報を発信していこうと考えております。

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広告:【5/22開催】「医學事始」のブログ開設者がブログ・ホームページの始め方を語る

私は「医學事始」のブログ・ホームページを約5年運営しています。「どのようにブログを始めるか?」、「どんなメリットがあるか?」などのノウハウをオンラインセミナーで話す機会を頂きました。もしご興味ある方はご参加ください。 以下広告です。 「医學事始」のブログ開設者が登壇します! 「ブログやホームページを始めようと思いながら一歩が踏み出せない」「始めるメリットがあるのかよくわからない」「そもそもアウトプ […]

bihemispheric PICA

先日両側PICA領域の小脳梗塞で、片側のPICAが両側小脳を還流している血管解剖の症例がありました。bihemispheric PICAと呼ばれ調べた内容を簡単にまとめます(血管造影検査を日常的にされている先生方にとっては当たり前の内容かもしれません)。 解剖 ・椎骨動脈から分岐→延髄周囲を走行→小脳扁桃と第四脳室屋根後半部の間を通過→小脳半球と小脳虫部→vermian branch(medial […]

尿毒症による不随意運動

顔面と首を主体に急性経過で不随意運動を呈しており、四肢にはほとんど認めない透析を数日スキップした高齢女性の方がおられました。asterixisもはっきりせずTMAとしても長すぎる経過もあり、代謝性で尿毒症由来かなーということで透析をしたところその夕方には寛解しました。まだ少ししか調べられていないですが、尿毒症による不随意運動に関して勉強して追記していきます。 多い不随意運動:ミオクローヌス、2次性 […]

後頭神経痛 occipital neuralgia

田舎の病院で内科外来をしているときはよく遭遇しました。本日外来でそうなのかな?と微妙な症例があり改めて勉強しました。取り急ぎで、少しずつ追記していきます。 解剖・病態 ・大後頭神経(greater occipital nerve)が最も障害されやすい(>小後頭神経)・疼痛分布の90%は大後頭神経に合致する・大後頭神経はC2由来→半棘筋(semispinalis)、僧帽筋を貫通する(下図)→同部位が […]

脊髄髄膜瘤による仰臥位失神

「仰臥位」になるときだけ再現性をもって頭痛と失神を生じ、「側臥位」では生じない症例がありました。最初全くわからず悩んだのですが、調べると色々わかってきました。 まとめ 髄膜瘤(meningocele):硬膜欠損により硬膜外にCSFが貯留する病態→先天性に椎弓欠損により生じる髄膜瘤 meningocele (硬膜に覆われる)と、椎体切除術後(月~年単位後、頻度0.007%-2%)、外傷後などに二次性 […]

「さみしい夜にはペンを持て」 著:古賀史健さん

タイトルと表紙のデザインが素敵なので勢いで購入してみましたが、大正解でした。 海中の世界が舞台になっており、そこの中学校でいじめにあっている”たこ”の「タコジロー」と、タコジローが学校が嫌になってサボってしまい時に出会ったヤドカリの「おじさん」との対話を通じて「書く」ことについて学んでいく本です。著者である古賀さんの有名な「嫌われる勇気」も対話を通じて理解を深めていくスタイルで本書と似ています。 […]

医学書を執筆、出版する方法 note記事

私(管理人)は「内科診療ことはじめ」(出版:羊土社 2022年3月)と「レジデントのための神経診療」(出版:医学書院 2023年8月)という2冊の本を執筆・出版させていただきました。 どちらもベストセラーという訳では全くないのですが・・・、執筆・出版の経験で得た多少のノウハウを共有することができればと思いnoteに記事(有料500円)を書かせていただきました。具体的には得られるメリット、具体的な準 […]

拙著「レジデントのための神経診療」

いつもブログ・ホームページをご覧になっていただき大変ありがとうございます。2023年8月28日に管理人が執筆させていただきた、「レジデントのための神経診療」が医学書院より発売となりその宣伝となります。 本書は神経内科非専門の初期研修、総合内科、救急科などの先生方向けの入門的な内容で、病歴+神経所見の取り方”history and physical”、病巣を推定するために武器 […]