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ねころんで読める 救急患者の”痛み”のみかた 著:坂本壮先生

本書は著者でいらっしゃる坂本壮先生に献本頂き大変ありがとうございます!早速拝読させていただき特に「臨床像の思い込みから誤診してしまうことを避ける」というER診療上の重要なメッセージが伝わってきました。大動脈解離なら血圧高値なのではないの?walk-inくも膜下出血はないのではないの?肺塞栓症は急に胸が苦しくなるのではないの?胆嚢炎は発熱があるのじゃないの?などと臨床像上勘違いしがちな重要なポイントをまとめてあり、思い込みを正して正しい臨床判断につながる内容になっております。

表紙にも記載がある通り初期研修医の先生方や実習中の医学生さん、救急外来の看護師さん達にとって非常に勉強になる内容がコンパクトにまとめられておりおすすめだと思います。以下にAmazonのリンクを掲載させていただきます。