髄液ADA
まとめ 髄液ADA:T細胞の活性化を反映しているマーカー⇒結核性髄膜炎に特異的ではない*結核性髄膜炎に関してはこちらもご参照ください 髄液検査一般のまとめはこちらをご参照ください。 原因疾患・GFAP-A:特に重要(こちら) 結核性髄膜炎に類似した髄液所見を呈する・悪性リンパ腫・神経サルコイドーシス・真菌性髄膜炎 髄液ADAについて検討した文献 A spectrum of neurological […]
まとめ 髄液ADA:T細胞の活性化を反映しているマーカー⇒結核性髄膜炎に特異的ではない*結核性髄膜炎に関してはこちらもご参照ください 髄液検査一般のまとめはこちらをご参照ください。 原因疾患・GFAP-A:特に重要(こちら) 結核性髄膜炎に類似した髄液所見を呈する・悪性リンパ腫・神経サルコイドーシス・真菌性髄膜炎 髄液ADAについて検討した文献 A spectrum of neurological […]
病態:神経細胞表面のGABA-B受容体に直接抗体が結合⇒抗体自体がpathogenic(血清、髄液いずれからも抗体が検出される) 臨床像:てんかん発作(最多)、記憶障害、異常行動 画像:辺縁系脳炎 GABA-Bに特徴的画像所見として確立したものはない 腫瘍随伴:肺小細胞癌が多い(約50-75%) 文献 “Anti-γ-aminobutyric acid B receptor autoi […]
・AMPA受容体のGluA1/GluA2サブユニットを標的とする自己抗体による自己免疫性脳炎であり辺縁系脳炎の臨床像を呈する・抗体自体による直接の病原性が指摘されている・2009年の10例辺縁系脳炎報告が最初である(後述)・辺縁系脳炎の代表的な抗体はLGI1, GABA(B)R, AMPARの3つ 抗AMPAR脳炎最初の報告 Lai M, Hughes EG, Peng X, et al. AMP […]
抗AChR抗体、抗MuSK抗体いずれも陰性の重症筋無力症がdouble seronegative MG(dSNMG)です。MG全体の約10%を占めます。大規模な前向き研究はなく、治療戦略も基本は抗体陽性のMGと同じです。特徴などを調べてまとめます。 診断・誤診について “Double seronegative myasthenia gravis and mimics: a retros […]
過去に勤務した病院では救急外来で「なんとなく単純CT」というオーダーが非常に多かったです。中途半端な診療によって診断・マネージメントが定まりきらないことを避けたいです。全国的にこの問題は根深いのではないかと感じます。 結論:単純CTの積極的適応は尿管結石のみ 単純CTが参考になるが、結局造影CTが追加で必要となる疾患・虫垂炎は腹腔内脂肪が十分ある場合は単純CTで十分診断できるが、膿瘍形成などの評価 […]
CA-AKI Contrast-Associated Acute Kidney Injury 定義(KDIGO)以下いずれかに該当・造影剤≦48時間以内にΔcre≧0.3 mg/dL以上増加、または7日以内にベースラインの1.5倍以上増加・尿量が0.5 mL/kg/時以下の状態が6時間以上続く 病態①直接的毒性:尿細管上皮細胞に対する造影剤の直接的作用(細胞機能障害、アポトーシス誘導)②間接的影響 […]
結論:基本なし 参考:”Evaluation of Patients With Pulmonary Nodules: When Is It Lung Cancer?” ACCP Evidence-Based Clinical Practice Guidelines (2nd Edition) CHEST 2007; 132:108S–130S “Because […]
片頭痛治療におけるGepant製剤について調べた内容をまとめます。 ゲパント(Gepant)製剤総論 CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)は三叉神経侵害受容求心性C繊維内に含まれる⇒活動電位が三叉神経に伝わるとCGRPが放出⇒受容体に結合(①頭蓋内動脈の平滑筋細胞により血管拡張、②髄膜の肥満細胞での炎症、③C繊維⇒Aδ繊維へのシグナル伝達) 下図:Durham PL. CGRP-recept […]
抗精神病薬 各受容体を抑制した場合の効果・ドパミンD2受容体:幻覚妄想改善、錐体外路悪化、意欲低下・セロトニン 5-HT2A受容体:意欲改善、興奮抑制・ヒスタミンH1受容体:鎮静、体重増加・ムスカリンM1受容体:便秘、せん妄・アドレナリンα1受容体:起立性低血圧、めまい MARTA 多元受容体作用抗精神病薬(Multi-Acting Receptor-Targeted Anti […]
正常圧水頭症のまとめがないことに気が付きました・・・。高齢者の歩行障害の鑑別、また”treatable dementia”の鑑別として必ず挙げる必要があります。 分類・病態 ・特発性・続発性:くも膜下出血、頭部外傷、髄膜炎 病態:詳細は未解明 神経の脳室拡大による圧迫だけでは説明できなさそう・くも膜顆粒からのCSF吸収障害→脳室拡大により脳室周囲の浮腫を生じ、同部位に虚血を […]