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2025年11月

Opioid オピオイド

緊急での疼痛管理に関してはこちらをご参照ください。神経障害性疼痛に関してはこちらをご参照ください。 原則 ・アセトアミノフェン、NSAIDsは麻薬性鎮痛薬と併用する。・がん性疼痛の管理:徐放性製剤±速放性製剤(レスキュー)・レスキューの投与量:内服の場合は徐放性製剤投与量の1/6、持続点滴静注の場合は1時間量を早送り投与・徐放性製剤の投与量:効果乏しい場合は安全には30%ずつ増量(傾眠が生じない範 […]

クリプトコッカス髄膜炎

病原体 ・Cryptococcus neoformans(世界中どこでもあり基本) ・Cryptococcus gattii(亜熱帯、オーストラリア、パプアニューギニアなどで限定的) 感染経路:肺からの空気感染(airzole) ・肺からの血流感染を経由して中枢神経へ感染・潜伏期間後の再活性化により発症する・菌体は莢膜に包まれており、マクロファージに取り込まれて免疫細胞からの攻撃を免れる作戦をとる […]

腰椎穿刺とDOAC休薬

Suleiman A, Sauer WJ, Eikermann M, Tam C, Douketis JD, Spyropoulos AC. Direct oral anticoagulant management for neuraxial anaesthesia and deep peripheral nerve blocks. Br J Anaesth. 2025 Dec;135(6):16 […]

McDonald診断基準 2024

McDonald診断基準2017年版(こちら)から改訂になりました。 Diagnosis of multiple sclerosis: 2024 revisions of the McDonald criteria.Montalban X, Tintoré M, Lebrun-Frénay C, et al. Lancet Neurol. 2025;24(8):850-865. 前提条件 1:除外 […]

パーキンソン病 治療薬

薬剤総論 ・疾患修飾作用(進行を遅らせることができる薬剤)の確立した薬剤はない。・現状使用することができる薬剤はいずれも対症療法薬である。・初期はtherapeutic windowが広い(honeymoon period)が,進行してくるとtherapeutic windowが狭くなり至適な薬物血中濃度を保つことが難しくなる(投与量が多すぎるとdyskinesiaを生じ,少ないとoffになる) […]

奄美大島の名瀬徳洲会病院におじゃましました 2025年11月15~16日

先日ACP Japanで講演したことをきっかけに、そこでご参加いただいていたN先生からお声がけいただき、今回「第103回奄美ブロック研修医勉強会」の特別講演講師として参加させていただきました。テーマは「めまい」です。 講演の前に研修医の先生方から6つの症例発表があったのですが、離島ならではの「これは搬送すべきなのか?」、「資源が限られる中でどう対応するか?」といったテーマの議論も多く、また症例自体 […]

クロピドグレルとPPI

抗血小板薬総論に関してはこちらをご参照ください。クロピドグレルはプロドラッグであり,CYP2C19で代謝され活性型になります。ここで問題となるのが「PPIがCYP2C19を阻害してしまうとクロピドグレルの薬効に影響がでてしまう」点です。調べた内容をまとめていきます。 薬理学的側面 健常者における活性型代謝産物の血漿濃度阻害効果:オメプラゾール>エソメプラゾール>ランソプラゾール>dexlansop […]

microbleedsと脳梗塞での抗血栓薬について

きちんとリスクとベネフィットを勘案して抗血栓薬の治療を検討する必要があります。CMBs(cerebral microbleeds)があるからといって一律に「怖がって」不必要に抗血栓薬を控えることは避けたいので、データを調べます。 脳梗塞(TIA含む)CMBs合併と抗血小板薬による脳梗塞,脳出血発症リスク “Antiplatelet Treatment After Transient I […]

脳梗塞の再発率

“Stroke recurrence within the first year following cerebral infarction – Tottori University Lacunar Infarction Prognosis Study (TULIPS)” Acta Neurol Scand 2004: 110: 343–349 日本からの前向きコホート研究 […]

脳皮質静脈血栓症 cortical cerebral venous thrombosis

脳静脈血栓症の全体像(脳静脈洞血栓症を含む)に関してはこちらをご参照ください。稀ではありますが脳皮質静脈血栓症(以下CCVT)についてまとめます。先日症例がありましたが、私恥ずかしながら画像から判断できませんでした。 “The clinical characteristic, diagnosis, treatment, and prognosis of cerebral cortica […]