肩甲背神経 dorsal scapular nerve
解剖 ・髄節:C5・走行:後頸三角 (一部はC4,6から寄与があることや、長胸神経と共通幹を形成することもある)→中斜角筋を貫通→後斜角筋と上後鋸筋、肩甲挙筋の間を走行→肩甲骨内側縁(medial scapula border)の近くを下降*中斜角筋(middle scalene muscle)を通過する領域が最も絞扼圧迫を受けやすい・支配筋:菱形筋 rhomboid(大菱形筋と小菱形筋)・機能: […]
解剖 ・髄節:C5・走行:後頸三角 (一部はC4,6から寄与があることや、長胸神経と共通幹を形成することもある)→中斜角筋を貫通→後斜角筋と上後鋸筋、肩甲挙筋の間を走行→肩甲骨内側縁(medial scapula border)の近くを下降*中斜角筋(middle scalene muscle)を通過する領域が最も絞扼圧迫を受けやすい・支配筋:菱形筋 rhomboid(大菱形筋と小菱形筋)・機能: […]
普段ルーチンでは診察しないですが、C5障害と神経痛性筋萎縮症を疑う場合必ずMMTを評価する必要があるのが棘下筋(infraspinatus)です。NeurologistだけではなくプライマリケアやERでも評価できると武器になります(管理人の自施設では教育しています)。 解剖 髄節:C5*C5障害で筋力低下を認める筋4つ:三角筋・上腕二頭筋・腕橈骨筋・棘下筋末梢神経:肩甲上神経機能:肩関節外旋(小円 […]
神経障害性疼痛の管理一般に関してはこちらをご参照ください。 腎機能障害の場合,SNRIはCCr<30h禁忌(デュロキセチンが使えないのがきつい),プレガバリンは禁忌ではないですが腎代謝で投与量の調整が必要であり、薬剤選択がかなり厳しくなります。日常臨床でも悩むことが多いです。以下の文献を元に神経障害性疼痛のところのみ抜き出して検討します。 “Clinical Pharmacolo […]
胸郭出口症候群に関して悩む症例が外来でありました。胸郭出口症候群という疾患名自体は有名ですが、概念が非常に幅広いです。この点に関しては日本では園生先生が第一人者で多くの著作があり、調べるとほぼ全て園生先生の記載にたどり着くため正直ただ書き写してまとめているだけになってしまう感じもあります・・・。詳細は特に園生先生の記載(「脊椎脊髄・神経筋の神経症候学の基本―日常診療での誤診を防ぐ初めの一歩」p.2 […]
・稀ではあるが重要 悪性リンパ腫の診断に先行する場合がある・悪性リンパ腫治療中に出現してくる場合もある・NHL(非ホジキンリンパ腫)のB細胞(約90%)が圧倒的に多い high gradeの場合は神経障害6.5-17.5%, B細胞性約90%・HL(ホジキンリンパ腫)はNHLと比して稀・背景の免疫異常による障害が多い GBS/CIDPの報告もあり Hu抗体の報告あり HLの早期の段階でparane […]
・傍腫瘍神経症候群(PNS: paraneoplastic neurologic syndrome)は臨床像が多岐にわたるため、ここでは末梢神経障害に絞って調べた内容をまとめたいと思います。・Sensory neuronopathyが最も多く、CIDP,GBS、腕神経叢障害、血管炎性ニューロパチー、その他(自律神経障害 AAG, chronic gastrointestinal pseudo-ob […]
Neurologyのコンサルタントとして重要な知識です。中枢神経合併症に関してはまた後日まとめさせていただきます。 末梢神経障害:Chemotherapy-induced peripheral neuropathy (CIPN) 頻度:30-70%(人によって程度は様々である) *化学療法に伴う神経合併症として最も多い検討するポイント:化学療法の種類・投与方法・積算投与量・治療期間・出現する時期・ […]
病態・臨床像 問題点/疑問点:アルコール関連は常にビタミンB1欠乏を合併する場合がありうるため「ビタミンB1欠乏によるニューロパチーとは別の病態なのか?同じ病態なのか?」が問題となります。 ■末梢神経病理によるアルコール性ニューロパチーとビタミンB1欠乏性ニューロパチーの違い検討(超重要文献) Ann Neurol 2003;54:19–29 1:アルコール性ニューロパチー(ビタミンB1欠乏なし) […]
末梢神経障害を起こす原因をまとめます。過去にまとめた記事も多いのでそれはリンクとして掲載されていただきます。末梢神経障害一般に関してはこちらもご参照ください。 自己免疫機序 GBS こちらをご参照ください CIDP こちらをご参照ください MMN こちらをご参照ください 血管炎性ニューロパチー こちらをご参照ください シェーグレン症候群 こちらをご参照ください 遺伝性 CMT Charcot-Ma […]
学生の時に勉強する糖尿病による細小血管合併症は「し(神経)・め(眼)・じ(腎臓)」が有名で、その中の神経障害を扱います。さまざまな病型があるため紹介させていただきますが、最も多いのはもちろん多発ニューロパチー(polyneuropathy)です。血糖コントロールが良くても2型糖尿病では多発ニューロパチーを併発しうるという点が重要です。私はNCSなど含めてきちんと精査・除外を行った上で「糖尿病性神経 […]