「ダンス・ダンス・ダンス」 著:村上春樹
突然ですが、人生で最も大切な本を1冊挙げる場合皆様はどの本を挙げるでしょうか?私の場合それは大学生の時に初めて読んだ「ダンス・ダンス・ダンス」(著:村上春樹)です。事あるたびに自分の背中を押し続けてくれた本で、1年に1回は必ず読むようにしている大切な本です。佐々木マキさんの表紙の絵も素晴らしいです。 この本のあらすじをざっくり説明すると、フリーランスのライター(男性・主人公=僕)が、過去に出会った […]
突然ですが、人生で最も大切な本を1冊挙げる場合皆様はどの本を挙げるでしょうか?私の場合それは大学生の時に初めて読んだ「ダンス・ダンス・ダンス」(著:村上春樹)です。事あるたびに自分の背中を押し続けてくれた本で、1年に1回は必ず読むようにしている大切な本です。佐々木マキさんの表紙の絵も素晴らしいです。 この本のあらすじをざっくり説明すると、フリーランスのライター(男性・主人公=僕)が、過去に出会った […]
私は今まで医療者向けのブログ・ホームページを運営されている方とほとんどつながりがなかったのですが、神経内科O先生にご紹介いただきこのたび眼科医ぐちょぽいさんとお話させていただく機会を頂きました。眼科医ぐちょぽいさんのブログ・ホームページは 眼科医ぐちょぽいのオンライン勉強会 のリンクを参照されてください。 ぐちょぽい先生は眼科の先生方、専攻医の先生方や研修医の先生方、専門医を受けられる方などへの情 […]
かなり私事ですが、私(管理人)は2022年4月から300床程度の総合病院で神経内科医(Neurologist)1人で勤務し臨床と教育に従事しています。各科の先生方がとてもよくしてくださるので非常に恵まれた環境で助かっています。数年前から「将来1人で診療できるように」とかなり意識して勉強してきたつもりですが、やはり色々と難しい面を感じており、1年間通じて思ったことを自分への忘備録のようなかたちで書い […]
私は今まで臨床能力が高い医師に沢山出会ってきました。その人達を子細に観察していて感じた点にはいくつか共通するところがあるなと思いまとめてみました。共通して感じた事は「これらの臨床能力はただ医学知識を積み重ねていけば臨床が上達する訳ではない」ということです。私は全く実践できていないのですが・・・、これらの点をできるだけ意識しながら診療しようとしています。 常にプランBを持っているか? 現在のプランA […]
まず最初に断っておきますが、以下は組織を運営する側というよりも専攻医などの若手医師向けの話になるかと思います。私は今まで初期研修を市中病院、後期研修を大学病院と田舎の市中病院、そして現在はまた新しい市中病院と計4つの病院で働いてきました。そこで色々な組織をみながら自分なりに学んだ教訓は風通しの悪い閉鎖的な組織は必ず劣化するということです。 ある程度の共有事項をその病院・組織の文化として持っておくこ […]
最近読んだおすすめ小説の紹介です。韓国のとある大病院の周囲で生活する人々の日常にスポットを当てた物語で、登場人物50人(正確にはもう少し多いのですが)それぞれの目線から物語が進んでいく構成になっています。 通常小説はある主人公の人生や時間軸を主体に進むことが多いですが、この作品では主人公を固定せずに様々な人の日常や人生を追いかけていきます。その過程でいろんな人の人生が交叉していき新しい発見や驚きが […]
いつもブログ・ホームページをご覧になっていただき大変ありがとうございます。先日拙著「内科診療ことはじめ」がなんとか増版となりました!皆様方のおかげで大変ありがとうございます。 実際にどのくらい売れているのか著者として全く分からないのですが、ときどき本書を読んでくださった方に声をかけていただけるので嬉しい限りです。先日も結婚式会場で初対面の方から「本を読んでいます!」と声をかけていただけたり、九州に […]
村上春樹さんの代表的な作品はいずれも長編小説ですが、素晴らしい短編小説作品を沢山だされています。その中でも極めて異質なのがこの「沈黙」という短編小説です。私がこの作品を読んだのは「レキシントンの幽霊」(出版:文春文庫)という短編小説集の中に収めされていたものです。 本の趣味というのはあまりにも人によって違うため、人に本を勧めることに関していつも躊躇いを感じるのですが、この作品は現代人の誰もが一度は […]
私事で強縮ですが最近小生は自分が直接ERで初療を行う機会がめっきり減り、どちらかというと後からの相談を受けるコンサルタントの立場になってきています。このような状況では後出しじゃんけんで「なんでこうなってしまったの?」という態度をとってしまわないよう注意が必要だと感じています。 「後医は名医」という言葉はどなたが言い出したのかは分かりませんが、本質をついた言葉だと思います。時間が経過するにつれて臨床 […]
医学の話ではなく今日はとても嬉しいことがあったのでこのブログ記事を書いています。本日このホームページ・ブログを通じてお知り合いになった遠方にお住まいの先生とCOVID19の影響で中々直接お会いすることが出来なかったのですが、ついにお会いすることが出来ました!(いわゆるオフ会のような感じでしょうか) その先生は元々お互いに全く面識はなかったのですが、まだこのホームページ・ブログが初期の段階から応援し […]