心房細動の対するアブレーション治療
心原性脳梗塞を契機に心房細動がみつかるケースはしばしばあります。この際に循環器内科に外来でアブレーションを検討してもらうかどうか?の基準に関して脳卒中を診療する医師はある程度知識があった方が良いかもしれません(私は勘違いがありました)。先日循環器カンファレンスで心房細動に関してレクチャーで教えていただき、日循のガイドラインを私も読んで勉強させていただいた内容を簡単にまとめます。循環器の先生方で適宜 […]
心原性脳梗塞を契機に心房細動がみつかるケースはしばしばあります。この際に循環器内科に外来でアブレーションを検討してもらうかどうか?の基準に関して脳卒中を診療する医師はある程度知識があった方が良いかもしれません(私は勘違いがありました)。先日循環器カンファレンスで心房細動に関してレクチャーで教えていただき、日循のガイドラインを私も読んで勉強させていただいた内容を簡単にまとめます。循環器の先生方で適宜 […]
考慮すべき点 1:そもそも塞栓症の原因が心房細動なのか?(特に注意が必要なのは悪性腫瘍関連の塞栓症)2:アドヒアランス3:投与量4:薬剤相互作用 臨床試験 ガイドラインでこの点に関しての言及はなく、RCTはまだありませんが、近年複数の大規模な報告があります。現在RCTも進行中です。 “Association of Alternative Anticoagulation Strategi […]
突然ですが、人生で最も大切な本を1冊挙げる場合皆様はどの本を挙げるでしょうか?私の場合それは大学生の時に初めて読んだ「ダンス・ダンス・ダンス」(著:村上春樹)です。事あるたびに自分の背中を押し続けてくれた本で、1年に1回は必ず読むようにしている大切な本です。佐々木マキさんの表紙の絵も素晴らしいです。 この本のあらすじをざっくり説明すると、フリーランスのライター(男性・主人公=僕)が、過去に出会った […]
脳梗塞診療で心原性塞栓症というとそのほとんどが心房細動によるものですが,時折問題になるのが左室機能不全に伴う左室内血栓です。以下の内容は全てCirculation. 2022;146:e205–e223.を参考に記載させていただきました。 形成因子:①左室機能不全,②心内膜障害,③炎症または過凝固状態 ・左心室血栓形成リスクは「虚血性心筋症>DCM」 STEMI 4~39%, DCM 2~36%・ […]
私は今まで医療者向けのブログ・ホームページを運営されている方とほとんどつながりがなかったのですが、神経内科O先生にご紹介いただきこのたび眼科医ぐちょぽいさんとお話させていただく機会を頂きました。眼科医ぐちょぽいさんのブログ・ホームページは 眼科医ぐちょぽいのオンライン勉強会 のリンクを参照されてください。 ぐちょぽい先生は眼科の先生方、専攻医の先生方や研修医の先生方、専門医を受けられる方などへの情 […]
ナツメグ nutmeg:Myristica fragrans treeの実 wikipediaより香辛料:ハンバーグなど肉料理 *スターバックスのトッピングであるかも 原因成分:myristicin(ミリスチン)→代謝されMMDA(3-methoxy-4,5 methylenedioxyamphetamine)になる(交感神経刺激+幻覚誘発)*抗コリン作用(口渇、顔面紅潮、嘔気、ふらふら、尿閉、視 […]
てんかん発作と不整脈の関係に関して調べます。意外と心室頻拍などの心室性不整脈に関しては情報がまだ得られていません。ほとんどがasystoleに関してですね。*参考文献:Neurol Neurosurg Psychiatry 2016;87:69–74. 内訳:ictal asystole 103例, postictal asystole 13例, ictal bradycardia 25例, ic […]
過去の神経学会の地方会で初めてこの病態を知りました。前に一度まとめようと思いそのまま忘れてしまっており、今回疑う症例があったため勉強した内容を簡単にまとめます。 病態/臨床像 ・原因不明脳梗塞の原因として重要です。FMD(fibromascular dysplasia)の一種で内頚動脈近位部の後壁から線維組織が突出して棚のような形態”shelf-like”を呈します(動脈硬 […]
・稀ではあるが重要 悪性リンパ腫の診断に先行する場合がある・悪性リンパ腫治療中に出現してくる場合もある・NHL(非ホジキンリンパ腫)のB細胞(約90%)が圧倒的に多い high gradeの場合は神経障害6.5-17.5%, B細胞性約90%・HL(ホジキンリンパ腫)はNHLと比して稀・背景の免疫異常による障害が多い GBS/CIDPの報告もあり Hu抗体の報告あり HLの早期の段階でparane […]
脳幹脳炎(brainstem encephalitis)またはrhombencephalitisに対する系統的なアプローチを身に付けることがNeurologistとして必須の知識です。その中でもBickerstaff脳幹脳炎に関してまとめ、途中で脳幹脳炎に対するアプローチについて文献的なことと、個人的な考えをまとめます。 病態・背景 ・日本では年間約100例程度と報告されている(脳幹脳炎の43%を […]