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神経内科を専門としつつ、総合内科・救急に興味を持っている医師です。 特に初期研修医の先生・医学生さん向けの記事と医学に興味のある一般の方々向けに情報を発信していこうと考えております。

肩甲背神経 dorsal scapular nerve

解剖 ・髄節:C5・走行:後頸三角 (一部はC4,6から寄与があることや、長胸神経と共通幹を形成することもある)→中斜角筋を貫通→後斜角筋と上後鋸筋、肩甲挙筋の間を走行→肩甲骨内側縁(medial scapula border)の近くを下降*中斜角筋(middle scalene muscle)を通過する領域が最も絞扼圧迫を受けやすい・支配筋:菱形筋 rhomboid(大菱形筋と小菱形筋)・機能: […]

神経集中治療ハンズオンセミナー 2026/7/26

集中治療学会主催の神経集中治療ハンズオンセミナー(こちら)に参加させていただきました。年に数回開催されており、1日かけてSAHやTBI、SE、PCASなど様々な神経集中治療領域のテーマについて学ぶセミナーです。私もこれまで何度かお手伝いで参加させていただきましたが、今回はブース長として参画させていただきました。 今回新しい試みとして「意識障害 DoC: disorder of consciousn […]

Image/Picture 投稿先

原則 ・写真は余計なもの(患者さんの私物など)が入らないようにする、影を作らない、できれば自然光が望ましい、診察室内の場合は照明の位置に注意する・できれば治療介入または自然経過でのPreとPost両方の画像・写真があった方が望ましい(説得力が全く違う)・その画像・写真が診断やAction planに直結するものが望ましい・ただ派手なだけでも採択はされるかもしれないが、きちんと教育的意義を持たせるこ […]

症例検討スタイル論文 投稿先まとめ

The American Journal of Medicine “Diagnostic Dilemma” Author guide:こちら 項目 規定内容(翻訳) 対象セクション 皮膚科画像、診断のジレンマ、今月のECG画像、放射線科画像 概要 (Description) これらのディスカッションセクションは、通常、珍しい、または興味深い診断を受けた1名の患者の経験に焦点 […]

前大脳動脈 ACA anterior cerebral artery

前大脳動脈領域の梗塞は脳梗塞全体の中では比較的稀ですが色々考えることが多いため主に解剖学的背景をまとめます。 解剖学的変異 ACAの解剖学的変異の検討 “Anatomical variants of anterior communicating artery complex. A study by Computerized Tomographic Angiography” […]

CMV infection, disease

ウイルスの特徴 ・DNAウイルス、ヘルペスウイルス・感染すると体内から完全に排除されることはなく、主にCD34+骨髄系単核球などで生涯にわたって潜伏感染(Latency)を確立し、免疫低下時などに再活性化・感染経路:唾液、尿、生殖器分泌物(性的接触)、母乳を介した日常的な接触でコミュニティ内に広がるほか、臓器移植(同種移植片)や輸血などの医療行為を通じても感染する・既感染:米国の成人の50%以上、 […]

Extreme Cryptogenic NORSE

Cryptogenic NORSEの段階でもう超難治なのですが、2026年に更に難治で共通した特徴をもつC-NORSEの症例についての報告があります。これら報告はいずれも脳波上Suppressionにも関わらずGPDsを生じることと、刺激誘発性の発作を伴う点が挙げられ、既報例は全例死亡しています。 “An extreme type of new onset refractory sta […]

神経学会総会Dalmau先生講演

“Autoimmune Encephalitis: diagnostic challenges, common pitfalls, and the recognition of distinct disease entities” 2026/5/22 本記事は日本神経学会総会2026/5/22でのDalmau先生講義の筆者個人の聴講メモ・学術的整理であり、講演内容を完全再現 […]

Parinaud症候群

解剖と症候 中脳背側部の障害による症候群 中心灰白質の前方にある内側縦束吻側介在核(riMLF)からの神経線維は中心灰白質を1周するように走行して、中脳視蓋で左右交差し、動眼神経核の上直筋亜核へ両側性に達する→同部位の障害により生じる 1:垂直性注視麻痺 上方視麻痺が最も多い*上方注視は後交連の繊維を介するため、圧迫により同部位が障害されやすい解剖が関係しているかもしれない2:light-near […]