角膜反射 Corneal Reflex
解剖 求心路:三叉神経Ⅴ1 遠心路:顔面神経 角膜は人体で最も神経が豊富に分布しており(神経密度は皮膚の300〜600倍 約7000侵害受容器/mm²),強力な痛覚発生源 電気生理での評価方法:Blink reflex(こちら) 診察方法 ・部位:角膜の輪部~中央を刺激する(強膜ではなく)*瞳孔領域や中心視野領域は避ける・方法:綿棒でしっかりと優しく圧力をかける(段階的に)*または角膜損傷のリスク […]
解剖 求心路:三叉神経Ⅴ1 遠心路:顔面神経 角膜は人体で最も神経が豊富に分布しており(神経密度は皮膚の300〜600倍 約7000侵害受容器/mm²),強力な痛覚発生源 電気生理での評価方法:Blink reflex(こちら) 診察方法 ・部位:角膜の輪部~中央を刺激する(強膜ではなく)*瞳孔領域や中心視野領域は避ける・方法:綿棒でしっかりと優しく圧力をかける(段階的に)*または角膜損傷のリスク […]
病態 ・解明されていないが,内リンパ水腫(Endolymphatic Hydrops:内耳の膜性迷路内にある内リンパ液の量が増加した状態)より発作的なめまい,蝸牛症状を呈することが推定されている.・より具体的な仮説としては、内リンパ管の拡張に続発してライスナー膜(Reissner’s membrane)が微小破裂し,蝸牛有毛細胞や第8脳神経がカリウムが豊富な外リンパ液を繰り返し暴露することになり, […]
FOUR scoreは神経集中治療領域での意識状態の評価で有用です. 意識状態の評価はGCS(Glasgow come scale)が一般的ですが,集中治療室では気管挿管されている患者が多く言語(Verbal response)の評価ができない点が問題です.また脳幹反射も評価できません. FOUR( Full Outline of Unresponsiveness) scoreは開眼, 運動反応, […]
恥ずかしながら私(管理人)は今まで診断例がありませんが、先日疑う症例があり(結局違いそうですが)NEJMのreview articleをまとめます。 N Engl J Med 2025;393:1409-19. 病態 1. 肥満が、体幹を介して頸静脈圧を上昇させる。2. この静脈圧の上昇が頭蓋内の硬膜静脈洞に伝達され、CSF吸収のための圧勾配が減少し、ICPが上昇する。3.&n […]
2021年度版の推奨に関してはこちらの記事にまとめさせていただきましたが,新しい版がでましたのでこちらにまとめます。 Nolan JP, Sandroni C, Cariou A, Cronberg T, D’Arrigo S, Haywood K, Hoedemaekers A, Lilja G, Nikolaou N, Olasveengen TM, Robba C, Skrifv […]
失神の原因として最も多いのがVasovagal syncope(VVS)ですが,安易に過剰診断している例と逆に不必要な検査に走る例(特にてんかん疑いとして紹介されることがとても多い)が多い印象があります。つまりVVSらしさというところの検証が甘いまま安易に診断するか,除外診断に走ることが多い印象です。VVSについて私も充分語り切れないため改めていろいろ調べました。特に病態に関してはまだ解明されてい […]
先日head dropが先行してクリーゼとなり初診断に至った全身型重症筋無力症(抗AChR抗体陽性)の症例がありました。head drop(首下がり)についてはこちらにまとめがありますが、ここでは重症筋無力症との関係についてまとめます。頸部屈筋と呼吸機能の相関関係やクリーゼリスクに関しては記載が文献上もありますが、頸部”伸筋”と呼吸機能に関しては確立していなさそうです。 “HEAD-D […]
視神経炎の過剰診断について Stunkel L, Kung NH, Wilson B, McClelland CM, Van Stavern GP. Incidence and Causes of Overdiagnosis of Optic Neuritis. JAMA Ophthalmol. 2018 Jan 1;136(1):76-81. doi: 10.1001/jamaophthalmo […]
視神経の血管解剖 解剖 ・内頸動脈⇒眼動脈⇒①網膜中心動脈,②後毛様体動脈(長/短)・網膜中心動脈:眼球の約1cm後方で視神経内に侵入して,網膜の内層を灌流する・視神経乳頭の血管支配:短後毛様体動脈,軟膜動脈網,脈絡膜血管⇒これらの細小動脈は塞栓により閉塞することは稀であり,動脈硬化や血管炎で障害されやすい 虚血性視神経症(ION: ischemic optic neuropathy)の分類 1: […]
NINDSの公式サイトこちら(このサイトから英語ですが元の評価記載のPDFファイルをダウンロードできます) 決まり事 1.見たままを客観的に記録する(きっとできそうと推測しない) 2.“最初”の反応を記録する(何回か実施してのベストではない) 3.患者を促して指導してはいけない 4.順番通りに行う(逆戻りしない) 5.全11項目 42点 *最大40点(失調は除外される) 各項目 *この項目だけ振り […]