振戦 tremor
振戦(tremor)は主動筋・拮抗筋が交互に収縮を繰り返す相反性(reciprocity)と律動性(rhythmic: 間欠期を挟まずに連続して反復する)がポイントです。相反性に関しては教科書によってはそれは間違いであり同時に収縮することもあると記載されています。日常臨床ではよく遭遇するテーマなのでここで勉強した内容をまとめます。 分類 姿勢状況による分類 ①静止時振戦 resting tremo […]
振戦(tremor)は主動筋・拮抗筋が交互に収縮を繰り返す相反性(reciprocity)と律動性(rhythmic: 間欠期を挟まずに連続して反復する)がポイントです。相反性に関しては教科書によってはそれは間違いであり同時に収縮することもあると記載されています。日常臨床ではよく遭遇するテーマなのでここで勉強した内容をまとめます。 分類 姿勢状況による分類 ①静止時振戦 resting tremo […]
FXTASに関して(私はまだ診断できたことがないのですが)、しばしば鑑別に挙げるためまとめます(ほとんどの内容をNeurology ® 2012;79:1898–1907より引用させていただきました)。2001年にHagermanにより報告されたまだ比較的新しい疾患概念です。 疫学/病態 原因遺伝子:FMR1 CGG repeat異常伸長(55-200回)総称 FXDs: fragile X-as […]
脳血管障害は続発性のmovement disordersのうち22%を占め、また脳卒中側からみると脳卒中全体の1-4%にmovement disorders(パーキンソニズムやchorea, ballism, athetosis, dystonia, tremor, myoclonus, stereotypies, akathisia)を合併するとされています(Lancet Neurol 2013 […]
病態 神経有棘赤血球症(Neuroacanthocytosis)は有棘赤血球(下図参照)を伴い、神経症状を呈する病態の総称です。この有棘赤血球自体が神経症状を引き起こすのか?別の問題なのか?に関しては不明な点も多いです。疾患頻度は極めてまれで、全世界で200例程度、うち日本から100例程度の報告があり日本で比較的報告が多い特徴があります。 分類 神経有棘赤血球症は舞踏運動といった不随意運動を呈する […]