関節リウマチ RA
病態・臨床像 滑膜を主体とした炎症 臨床上のPoint・関節痛だけではなく、関節腫脹があることが重要 *関節炎に関してこちら・朝のこわばりが30分以上持続する・分布は指関節の中でDIP関節は障害されない(滑膜が少ないため) *手指関節の診察はこちら*DIP関節が障害される原因:OA・乾癬性関節炎・PIP, MCP, 手関節多いこと重要(OAは手関節少ない)・高齢発症関節リウマチ(EORA: eld […]
病態・臨床像 滑膜を主体とした炎症 臨床上のPoint・関節痛だけではなく、関節腫脹があることが重要 *関節炎に関してこちら・朝のこわばりが30分以上持続する・分布は指関節の中でDIP関節は障害されない(滑膜が少ないため) *手指関節の診察はこちら*DIP関節が障害される原因:OA・乾癬性関節炎・PIP, MCP, 手関節多いこと重要(OAは手関節少ない)・高齢発症関節リウマチ(EORA: eld […]
臨床症状 ・発熱(60-100%)から発症:spike fever(1日ごと もしくは 1日にうちに2回spike-feverが出現する)、発熱の間欠期があることが特徴的(間欠期は比較的けろっとしており元気であることが特徴)。・関節炎(70-100%):手、膝、足関節に多い・咽頭痛70% *上気道炎と間違えられる場合も・皮疹(紅斑 60-80%)重要!:発熱と同時に出現することが多い(程度により発 […]
病態 定義:気道の慢性炎症+変動性のある気道狭窄+臨床症状Ⅰ型アレルギー:Th2細胞活性→IL-4,5,13→好酸球動員・IgE経路で肥満細胞脱顆粒*好酸球増多に関してはこちら *FeNO>35ppb:好酸球性の炎症を反映している(=ICS効果ある)重症度 発作強度 軽度 中等度 高度 重篤 呼吸困難 臥床可能 臥床不能 体動困難 呼吸減弱・停止 チアノーゼ 動作 やや困難 かなり困難 かろ […]
病態・疫学 病態:Ⅰ型アレルギー(IgEを介した機序)*Ⅰ型アレルギー:アナフィラキシー、喘息、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、口腔アレルギー症候群など アレルギー性鼻炎の抗原 季節性・スギ:2-4月 *ハンノキ1-5月、シラカンバ3-5月・ヒノキ:3-5月・イネ科:4-10月・ブタクサ:8-10月 通年性・ハウスダスト・ダニ・ゴキブリ・イヌ、ネコ 合併・アレルギー性結膜炎・副鼻腔炎・喘息・アトピー性皮 […]
血を吐いた場合出血源は3つの可能性「消化管」、「気管支~肺」、「鼻~咽頭~喉頭」がある。1:消化管(吐血):嘔気・嘔吐を伴う、食物残渣の混入 2:気管支~肺(喀血):咳嗽のタイミングで血を出す、泡沫状3:上気道・口腔:血液が咽頭へ垂れてくる *上部消化管出血を示唆する所見(JAMA. 2012;307(10):1072-1079)・過去の上部消化管出血 感度22%、特異度96%、陽性尤度比6.2、 […]
言葉の確認 ・血便:便に血液が混じった状態 ≠下部消化管出血・下部消化管出血:Treitz靭帯より肛門側の消化管からの出血(古典的には) 原因 “DRAIN”(覚え方)D:diverticular hemorrhage 憩室出血(原因最多)R:rectal ulcer/radiation enteritis 直腸潰瘍・放射線腸炎A:angiodysplasia/aortoenteric fistu […]
消化器内科 胆嚢炎:こちら胆管炎:こちら膵炎(急性・慢性)・膵臓がん・IPMN:こちら肝機能障害・HCV・HBV・PBC・AIH:こちら胃潰瘍・ピロリ菌感染症:こちら上部消化管出血:こちら下部消化管出血:こちら便秘:こちら肝腫瘤性病変:こちら 血液内科 ET・PV:こちらMDS・AA・PNH・PMF・汎血球減少:こちら白血病:こちら多発性骨髄腫・MGUS:こちら貧血:こちら血小板減少・ITP:こち […]
病態 ①増殖スイッチON+②分化できないOFF→正常造血阻害+臓器浸潤が問題になる 急性白血病 診療の流れ ①骨髄検査急性白血病=芽球≧20%↓②ペルオキシダーゼ染色(顆粒を茶色に染める)AML≧3% or ALL<3%を大まかに鑑別↓③フローサイトメトリー・染色体検査 t(9;22)があるか? BCR-ABL融合遺伝子→増殖シグナルを起こし続けるB細胞 エネルギーをATPからチロシンキナー […]
原因 非骨髄疾患 骨髄疾患 ・脾腫:肝硬変・門脈圧亢進症・lymphoma・sarcoidosis ・感染症・SLE・DIC(播種性血管内凝固) ・AA(再生不良性貧血) ・MDS(骨髄異形成症候群)・PNH(発作性夜間ヘモグロビン尿症)・骨髄の他細胞による置換:白血病・多発性骨髄腫・lymphoma・骨髄線維症・癌骨転移 ・巨赤芽球性貧血 ・HPS(血球貪食症候群) *薬剤:アロプリノール、抗菌 […]
胆道感染症のうち胆嚢炎に関してはこちらを参照ください。 臨床像 ・胆嚢炎と胆管炎は臨床像が異なる。胆嚢炎(こちら)は急性腹症を呈することが多いが、胆管炎は腹痛が目立たず敗血症が主体となる場合がしばしばある。その他嘔気・嘔吐(嘔吐まで至る場合が多い)、背部痛、悪寒戦慄を伴う菌血症症状が主症状となる場合など胆嚢炎と比べて臨床像の幅が広い。特に高齢者の場合は臨床像がかなり非典型的なことが多い。*管理人は […]