AG開大性代謝性アシドーシス
血液ガスではたとえ一見酸塩基平衡がなさそうに見えても、必ずアニオンギャップ(以下AG)を計算する必要があります。そして、AGが開大していれば必ずAG開大性代謝性アシドーシスが存在します(physiological approachのStep4に該当します。血液ガスの詳しい解析法はこちらをご覧ください)。 AG開大性代謝性アシドーシスの原因は大きく4つでケトン・乳酸・中毒・CKDです。これは「暗記」 […]
血液ガスではたとえ一見酸塩基平衡がなさそうに見えても、必ずアニオンギャップ(以下AG)を計算する必要があります。そして、AGが開大していれば必ずAG開大性代謝性アシドーシスが存在します(physiological approachのStep4に該当します。血液ガスの詳しい解析法はこちらをご覧ください)。 AG開大性代謝性アシドーシスの原因は大きく4つでケトン・乳酸・中毒・CKDです。これは「暗記」 […]
大動脈解離ほど非典型例な症状で受診し、初診時に診断が難しい疾患はないと思います(誤診率は14~39%)。これも学生の時は簡単に診断できると思っていたけれどそうではない疾患の代表です(くも膜下出血やACSと同様)。かといって全員造影CTを撮影する訳にはいかないので、造影CT前にどこまで急性大動脈解離を除外できるか?どういうときに造影CTへ行くべきか?の判断が重要になります。以下のADD-RSとD-d […]