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抗凝固薬の切り替え まとめ

  • 2020年3月14日
  • 2020年4月29日
  • 循環器

1:DOAC → ヘパリン or DOAC

ダビガトラン、アピキサバンは最終投与から12時間休薬、リバーロキサバン、エドキサバンは最終投与から24時間休薬後にヘパリン開始もしくは別のDOAC開始とします。

2:ヘパリン持続 → DOAC

ヘパリン持続投与中止後、ダビガトラン、リバーロキサバン、アピキサバンはすぐに開始して切り替えます。エドキサバンだけ例外で、ヘパリン持続投与中止後4±1時間の休薬期間を設けてからエドキサバンを開始します。

3:DOAC → ワーファリン

DOACを継続したままワーファリンを開始し、頻回にPT-INR値を確認します。PT-INR値が治療域下限以上になったところでDOACを終了してワーファリンをそのまま残します。

4:ワーファリン → DOAC

ワーファリン中止後、休薬期間中に頻回にPT-INR値を確認し、治療域下限以下になったところでDOACを開始します。

DOAC、ワーファリン、ヘパリンの切り替えに関してそれぞれまとめました。