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医学書・教科書 紹介

救急診療「好手と悪手」 medicina増刊号2021

ここのところほとんど更新出来ておらず大変申し訳ございません・・・。 私も一部を執筆させていただいた本が出版されます(2021年3月22日発売)ので宣伝させていただきます。本日自宅に届き早速読ませていただいたのですが、他の先生方が書かれた内容が非常に素晴らしい内容で驚いております。救急診療での”pitfall”があますところなく書かれており、増刊号ならではの誌面制限に縛られな […]

「よき臨床医をめざして」 著:フィリップ・A・タマルティ

原著:”The Effective Clinician” his methods and approach to diagnosis and care著者:Philip A. Tumulty訳:日野原重明先生、塚本玲三先生 出版社:医学書院 この本は私が勤めていた病院の総合診療内科部長の先生が私が異動となる勤務最終日に餞(はなむけ)に下さった思い入れのある本です。本書が発刊 […]

神経内科 おすすめ本 後期研修医向け

私の専門である神経内科領域のおすすめ本(神経内科を専門とされる卒後3-5年後期研修医の先生方向け)をこの記事では紹介させていただきます。症候学・画像・電気生理・解剖・病理・雑誌とジャンルごとに掲載させていただきました。本の写真をクリックしていただくとAmazonのリンクに飛びます。 神経症候学 神経症候学を学ぶ人のために 著:岩田誠先生 神経症候・診察方法に関して包括的かつ具体的に(白黒ですが写真 […]

レクチャーのご案内

今回の記事は医学内容の解説ではなく、レクチャーのご案内になります。 私(「医学事始」の管理人)は今まで勤務させていただいた病院で初期研修や後期研修の先生方を対象にときおりレクチャーを開催させていただいております。最近は私が直接勤務させていただいた事がない病院の先生方からもレクチャー依頼の声をかけていただくことがあり、お声がけ頂き大変ありがとうございます。そのような経緯からレクチャー開催のご依頼をこ […]

初期研修 何を基準に研修先の病院を選ぶか?(医学生向け)

この記事は医学生の方向けに、初期研修マッチング先の病院を決める際の参考になればと思い書かせていただきました(医学の内容ではありません)。この記事の内容はあくまで管理人の個人的な経験に基づいた意見なので、私とは全く違う意見も沢山あると思います。このためあくまで一個人の意見として参考にとどめていただければと思います。 また初期研修で求めるものや将来のビジョンによっても初期研修の選び方は大きく変わってき […]

循環器 おすすめ本紹介

循環器は初期研修で必ずローテートしないといけない重要な科です。その際におすすめの本を心電図・臨床全般・生理に分けて紹介させていただきます。 1:心電図 心電図ハンター 1:胸痛/虚血編 2:失神・動悸/不整脈編 著:増井伸高先生 実践的な心電図の本として最もおすすめできます。ST上昇にどうアプローチするかなどのテーマをクリアカットに解説していて極めて実践的です。虚血胸痛バージョンと不整脈バージョン […]

集中治療・麻酔 おすすめ本紹介

初期研修の先生方がICUや麻酔科をローテートする際におすすめの教科書を紹介させていただきます。本の画像をクリックしていただくとAmazonのリンクに移動することが出来ます。 臨床にダイレクトにつながる 循環生理 元々”cardiovascular physiology concept”という本で素晴らしい本として有名でしたが、最近訳本が出ました。麻酔科、ICU、救急、循環器 […]

感染症 おすすめの本

感染症は何科にすすむにしても極めて重要な領域ですので、初期研修中に基本をきちんと理解していくことが重要と思います。本も沢山出版されていますが(読んだことが無い本も沢山ありますが・・・)、自分が今まで読んだ本のなかで良かった物を紹介させていただきます。本の画像をクリックしていただくとAmazonのリンクに移動することが出来ます。 レジデントのための感染症診療マニュアル 著:青木眞先生 日本語で書かれ […]

腎臓内科 おすすめの本

腎臓内科をローテートする研修医の先生、また腎臓内科の勉強をすすめる内科の先生向けのおすすめ本を紹介させていただきます。(図をクリックしていただくとAmazonリンクに飛びます。) 1:臨床ですぐ役立つ内容 極論で語る腎臓内科 著:今井直彦先生 「極論」シリーズはどれも素晴らしい内容ですが、個人的には「腎臓内科」の極論が最も素晴らしいと思います。個人的に特に秀逸だと思うのは酸塩基平衡、血液ガスの解釈 […]

骨折ハンター 著:増井伸高先生

分野:整形外科(下図をクリックするとAmazonサイトへ移動できます) 私は整形外科を初期研修でローテートしておらず、初期研修のときも当直で整形外科疾患は沢山診ますが、ずっと苦手意識をかかえていました。3年目から内科専行となり整形外科疾患を診る機会がめっきり減ったさなか、5年目に赴任した病院では当直で整形外科救急も診察しないといけないことになり、とても焦りました・・・。そこで本屋さんで整形外科の本 […]