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東京レガシーハーフマラソン2024

街を歩いていると金木犀の香りを感じ、肌寒く上着を羽織る機会も増えてきました。マラソンシーズンの到来です。私は昨年からハーフマラソンをちょこちょこ走るようになった”ひよっこランナー”ですが、この時期になると少しテンションが上がります。普段走っている隅田川沿いにも、夏には姿を潜めていたランナーが急に増え川沿いが賑やかになります。

本日2024年10月20日は3回目の開催をむかえる東京レガシーハーフマラソンという東京マラソンのハーフマラソンversionが開催され、初めて参加してきました。

東京マラソンと同様に都内の普段なら交通の問題で走ることが難しいところを走ることができ、東京の空気感を感じることができる大会です。スタートとゴールは国立競技場です。私東京在住にもかかわらず恥ずかしながら初めて国立競技場に来たのですが、また建築のこと何も知らないのですが、とても荘厳かつsophisticatedな建物で結構感動しました(隈研吾さんってやはりすごい人なのだなーと思いました)。

朝5時に起き眠い目をこすりながら電車で移動していると、国立競技場駅に向かう車内はほぼ全員ランナーという異様な空間で、みな少し緊張しながらも楽しみにしている空気感を感じました。6時30分過ぎに入場ゲートから国立競技場に入り、着替えて荷物を預けて出走場所に向かいます。

8時5分スタートです。とにかくランナーの数が多く出走のピストル音から、実際にスタートラインを通過するまでに約5分かかりました。参加人数が多いマラソン大会はネットタイム(出走ゲートからゴールまでの時間)とグロスタイム(出走よーいドンからゴールまでの時間)にかなり差がでます。

走りはじめは、昨日の暑さはどこかに追いやられ、空は曇が多く風も吹いており(最初一瞬雨も降りました)肌寒かったです。スタートして最初の5kmくらいまではランナーも肘と肘がぶつかりそうなおしくらまんじゅう状態でしたが、5kmを超えたあたりからようやくランナーもばらけてきて自分のペースでのびのびと走ることができました。

あまり風景をゆっくり楽しむ余裕はなかったのですが、唯一日本橋を通るときは「あー日本橋だなー、なかなか日本橋を走って通ることもないよなー」と感じました。

ペース配分としては10kmまでは、ほぼ全く息は上がらないくらいのペースで走り(-5kmは5分14秒/km、5-10kmは4分50秒/km)、10-15kmは呼吸が「はあはあ」しはじめ(4分30秒/km)、15km-ゴールまでは意識的にペースを上げて残りの体力を使い切るつもりで走りました(4分20秒/km)。国立競技場に戻ってきてゴール、このころはすっかり空は晴れ渡っており日の光が国立競技場に降り注いでいました。

結果、グロスタイム1時間44分22秒、ネットタイム1時間39分13秒で、ネットタイムはサブ100(=ハーフマラソンで100分を切ること)を達成できました!自己ベストを大幅に更新しました。風は多少強かったですが、気候が涼しく晴れた心地よい陽気であったことが一番の要因と思います。またコースのアップダウンもかなり少ないので力の配分をそこまで意識しなくてよかったことも大きいです。2週間前に風邪をひいてしまい、そもそも大会に参加できるかどうか絶望していた時期があったので、なんとか参加し無事ゴールすることができて良かったです。

とても楽しく走ることができました。運営、ボランティアの方々大変ありがとうございました!また来年もぜひ挑戦したいです!

すんごく個人的なことですが、これまで私はApple watchを腕につけてポケットにパウチ型のエナジージェルを1-2つ入れて走るスタイル(音楽は聞かない)だったのですが、今回から腰のバンドにiPhoneをいれて、イヤホン(Anker Soundcore Sport X20)で音楽を聴きながら走るスタイルに変更しました。ちなみに私ランニング用のイヤホン関係色々試してみたのですが、このイヤホンは走るのに最も適していると思います。全くずれずストレスもないし、耳もむれないし、音質もとても良く不満が1点もありません(COIなし)。

私の場合音楽を聴きながら走ってよかったなーと思うことは”呼吸”です。これはクセなのですが、いままで走るときに足が地面につくタイミングに合わせて息を吸ったり、吐いたりする呼吸になっていました。この問題点は呼吸を意識しすぎてしまう点で、ランニングYoutubeの三津家さんは呼吸を意識しない方が良いとおっしゃっておられ、うーん直したいなーと思っていたのですがなかなかできませんでした。音楽を聴いていると足の運びと呼吸のリズムが完全に独立になるので、呼吸が楽になったように私は感じました。