腕神経叢 brachial plexopathy

腕神経叢の障害を疑う症例は神経内科をやっていても年に数回あるかどうかなのでなかなか解剖を覚えられません。その都度勉強するのですがするする忘れてしまいます。ここで勉強した内容をまとめます(今度こそ覚えられますように・・・)。 read more

マスク換気

気管挿管より何より「マスク換気が最も重要」と私は初期研修で教わりました。私は急変の際に、自分は気管挿管しないかもしれないけれど(もっと上手い人にしてもらった方が良い)、マスク換気は自分の責任できちんと行おうという気持ちで臨んでいます。 read more

下垂足 foot drop

下垂足の病態

・足関節背屈の筋力が低下してその名の通り足が垂れてしまう病態を一般に下垂足と表現します。
・足関節背屈を担う最大の筋は前脛骨筋(TA: tibialis anterior)で、神経根:L5、末梢神経:深腓骨神経(deep peroneal nerve)が対応しています。
足関節底屈(下腿三頭筋)の筋力低下を認める場合はよりdiffuseな障害の可能性があり、運動ニューロン疾患や複数の神経根や馬尾症候群などの原因を考慮する必要があります。この点に関しては今回は含めず、純粋な足関節背屈の筋力低下症例に関して考えます。 read more

Elsberg症候群

臨床像

・Elsberg症候群は急性から亜急性の経過で両側の腰仙髄領域の神経根炎としばしば脊髄炎(特に下部)を認め、感染性機序(特にHSV2感染)が推定されている症候群です。もともと1931年に急性で自然軽快する尿閉と様々な脊髄障害を合併し、髄液細胞数上昇を呈する症候群をElsbergが報告したことに端を発します(Surg Gynecol Obstet 1931;16:117–135.)。 read more