1:DOAC → ヘパリン or DOAC
ダビガトラン、アピキサバンは最終投与から12時間休薬、リバーロキサバン、エドキサバンは最終投与から24時間休薬後にヘパリン開始もしくは別のDOAC開始とします。
2:ヘパリン持続 → DOAC
ヘパリン持続投与中止後、ダビガトラン、リバーロキサバン、アピキサバンはすぐに開始して切り替えます。エドキサバンだけ例外で、ヘパリン持続投与中止後4±1時間の休薬期間を設けてからエドキサバンを開始します。
3:DOAC → ワーファリン
DOACを継続したままワーファリンを開始し、頻回にPT-INR値を確認します。PT-INR値が治療域下限以上になったところでDOACを終了してワーファリンをそのまま残します。
4:ワーファリン → DOAC
ワーファリン中止後、休薬期間中に頻回にPT-INR値を確認し、治療域下限以下になったところでDOACを開始します。
DOAC、ワーファリン、ヘパリンの切り替えに関してそれぞれまとめました。